本場ローマのアマトリチャーナ(グアンチャーレ
トマトの辛口パスタ)

作者 CookFrames
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ローマの伝統的なパスタ「アマトリチャーナ」の本格レシピ。グアンチャーレの濃厚な脂、トマトの甘み、ペコリーノチーズのコクが織りなす極上の味わいをご家庭で。

↓ 材料 ↓ 手順

イタリアのアマトリチェ村を起源とし、ローマで広く愛されるようになったアマトリチャーナは、素材の質が問われる至高のシンプルパスタです。味の決め手は、豚頬肉の塩漬けである「グアンチャーレ」の芳醇な脂と、羊乳から作られる「ペコリーノ・ロマーノ」の力強い塩気。これらがトマトの酸味と溶け合い、中央に穴の開いた太麺ブカティーニに絶妙に絡みます。一口食べれば、ローマの食堂にいるような気分を味わえるはずです。

濃厚なグアンチャーレとトマトのソースがブカティーニに絡み、削りたてのペコリーノチーズを添えた本格的な一皿。
濃厚なグアンチャーレとトマトのソースがブカティーニに絡み、削りたてのペコリーノチーズを添えた本格的な一皿。
準備時間10 mins
調理時間20 mins
合計時間30 mins
分量2人分
難易度普通
カロリー650 kcal

材料

作り方

  1. 1グアンチャーレをカットする
    木製のまな板の上で、黒胡椒のついたグアンチャーレを牛刀で厚めの短冊切りにする様子。

    まずはグアンチャーレの準備です。胡椒がまぶされた豚頬肉を、食感を楽しめるよう厚めの棒状に切り揃えていきます。

    Tip: グアンチャーレは一般的なベーコンより脂身が多いですが、この脂こそがアマトリチャーナ独特のコクと風味の源です。
  2. 2唐辛子を細かく刻む
    まな板の上で小さな赤唐辛子を細かくみじん切りにする様子。

    新鮮な赤唐辛子を細かく刻みます。これがソースにピリッとしたアクセントと深みを与えてくれます。

    Tip: 辛さはお好みで調整してください。種を入れたままにすると、より力強い辛味に仕上がります。
  3. 3ペコリーノチーズを削る
    グレーターを使い、ペコリーノ・ロマーノのブロックを細かく削ってトレイに溜める様子。

    おろし金を使って、ペコリーノ・ロマーノを細かく削ります。羊乳チーズ特有の塩気が後で重要になるので、多めに用意しておきましょう。

    Tip: ペコリーノ・ロマーノは非常に塩分が強いため、グアンチャーレの脂っぽさを引き締めるのに最適です。
  4. 4トマトを手で潰す
    ボウルの中でホールトマトを手で丁寧に潰し、粗めの質感にする様子。

    ボウルにホールトマト缶を入れ、手でしっかり潰します。適度に果肉が残るくらいの粗さに仕上げるのがポイントです。

    Tip: 手で潰すことでソースに不均一な食感が生まれ、機械で混ぜるよりも本格的で素朴な味わいになります。
  5. 5グアンチャーレの脂を引き出す
    フライパンでグアンチャーレを炒め、透明な脂が溶け出して肉がカリッとしてきた様子。

    フライパンに少量のオイルを熱し、グアンチャーレと唐辛子を入れます。中火でじっくり炒め、肉が透明になり、縁がカリッとするまで脂を引き出します。

    Tip: 弱めの中火から始めることで、表面が焦げる前に中心からじっくりと旨味を含んだ脂を溶かし出すことができます。
  6. 6白ワインでデグラッセする
    カリッと焼けたグアンチャーレが入った熱いフライパンに白ワインを注ぐ様子。

    グアンチャーレに焼き色がつき、脂が十分に溶け出したら、白ワインを一気に注ぎます。火を強めてアルコールを飛ばし、旨味を凝縮させます。

    Tip: 白ワインの酸味がグアンチャーレの濃厚な脂を和らげ、フライパンの底についた旨味(旨味の塊)をソースに溶け込ませます。
  7. 7トマトソースを加える
    グアンチャーレを炒めたフライパンに、手で潰したトマトソースを流し入れる様子。

    先ほど潰しておいたトマトをフライパンに加えます。全体を混ぜ合わせたら弱火に落とし、じっくりと煮込んでソースを馴染ませます。

    Tip: 弱火でコトコト煮込むことで、トマトの酸味が和らぎ、豚の脂と一体化した濃厚なソースに変わります。
  8. 8お湯に塩を加える
    沸騰した鍋のお湯に、スプーン一杯の塩を振り入れている様子。

    大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、多めの塩を加えます。パスタ自体にしっかりと下味をつけるために欠かせない工程です。

    Tip: お湯の塩分濃度は「海の水の味」くらいが目安です。オイルを入れるとソースが絡みにくくなるので、塩だけで十分です。
  9. 9ブカティーニを茹でる
    沸騰したお湯の中に、乾燥したブカティーニを放射状に入れる様子。

    ブカティーニを鍋に入れ、沈むように優しく押し込みます。袋の表示時間より少し短めの「アルデンテ」を目指して茹で上げます。

    Tip: ブカティーニは中心に穴が開いているため、ソースをたっぷり抱え込むことができ、この料理には欠かせないパスタです。
  10. 10パスタをソースに合わせる
    トングを使って、茹で上がったブカティーニを隣のフライパンのソースへ直接移す様子。

    茹で上がったパスタをトングで直接フライパンへ移します。完全に湯切りをせず、少し茹で汁が残るくらいが乳化を助けてくれます。

    Tip: 茹で汁に含まれるデンプンが、脂とトマトを繋ぎ合わせ、パスタにしっかり張り付くソースを作ります。
  11. 11ペコリーノチーズを投入
    ソースと絡めたパスタの上に、削ったペコリーノチーズをたっぷり振りかける様子。

    熱々のパスタの上に、削っておいたペコリーノチーズをたっぷり振りかけます。予熱でチーズが溶け、クリーミーな層が生まれます。

    Tip: チーズの塩気があるため、ここで味見をして必要なら塩を足してください。通常はチーズの塩分だけで十分です。
  12. 12全体を煽って乳化させる
    フライパンを振り、ソース、パスタ、チーズを一体化させてツヤを出している様子。

    フライパンを大きく煽り、パスタ一本一本にソースをコーティングします。ソースがツヤを帯び、とろっとしてきたら完璧な状態です。

    Tip: ソースが重く感じたら、パスタの茹で汁を少量加えて調整してください。滑らかさが戻ります。
  13. 13盛り付けて仕上げる
    お皿に盛ったパスタの上に、フライパンに残った具材たっぷりのソースを丁寧にかけている様子。

    パスタをお皿に盛り付け、最後にフライパンに残った具沢山のソースを余さず上からかけます。お好みでさらにチーズを振って完成です。

    Tip: フライパンの底にはグアンチャーレの旨味が詰まった脂が残っています。スパチュラで綺麗にこそげ落として盛り付けましょう。

保存と温め直し

冷蔵保存
最長3日間
余ったパスタとソースは一緒に密閉容器に入れてください。時間が経つとパスタがソースを吸いますが、それもまた家庭的な味わいです。
温め直し
3-5分
フライパンに少量の水か茹で汁を加え、弱火でゆっくり温め直すと、ソースの滑らかさが復活します。

カロリー消費

ランニング
時速8km程度のゆっくりしたジョギングで約65分。
サイクリング
時速14km程度のゆったりしたペースで約1時間45分。
ウォーキング
時速5km程度の早歩きで約2時間10分。

よくある質問

代用は可能ですが、ベーコンにはスモーキーな香りがあります。本場の味に近づけるなら、燻製していない「パンチェッタ」の方が、グアンチャーレの濃厚な脂の旨味に近い仕上がりになります。
ブカティーニは中心に小さな穴が開いたストロー状の太麺です。この穴の中に濃厚なアマトリチャーナソースが入り込むため、麺とソースの一体感がより強く感じられ、食べ応えもアップします。
強火でしっかり加熱してアルコールを飛ばす(デグラッセ)ため、風味だけが残りアルコール分はほとんど消失します。どうしても気になる場合は、ワインの代わりにパスタの茹で汁を代用することも可能です。
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