グアンチャーレ
ドライトマトの本格リガトーニ
カリカリに焼いたグアンチャーレの旨味とドライトマトの酸味が絶妙に調和。ローマの伝統技法で仕上げる、濃厚で艶やかなソースが自慢のリガトーニです。
カルボナーラやアマトリチャーナといったローマの伝統的なパスタ料理の技法をベースにした一皿です。豚頬肉の塩漬けであるグアンチャーレの脂をじっくり引き出し、パスタの茹で汁と乳化させることで、生クリームを使わずに濃厚なコクを生み出します。そこにドライトマトの甘酸っぱさを加えることで、現代的で洗練されたコントラストを楽しむことができます。
材料
- 50 g グアンチャーレ(角切り)
- 150 g リガトーニ(冷凍または乾燥)
- 30 g ドライトマト
- to taste 黒胡椒
- to taste 削りチーズ(ペコリーノ・ロマーノまたはパルメザン)
作り方
- 1材料の準備

まずは材料を揃えます。本格的なローマンスタイルに仕上げるため、脂身と赤身のバランスが良いグアンチャーレを使用します。ドライトマトとリガトーニもすぐに使えるよう準備しておきましょう。
Tip: グアンチャーレは豚の頬肉の塩漬けで、この料理には欠かせない伝統的な食材ですが、なければパンチェッタでも代用できます。 - 2グアンチャーレを焼く

鋳鉄製のフライパンを弱火にかけ、約50gのグアンチャーレをそのまま入れます。グアンチャーレから上質な脂が溶け出してくるので、炒め油を引く必要はありません。
Tip: グアンチャーレは必ず冷たい、あるいは少し温まった状態のフライパンから加熱し始め、脂をゆっくりと引き出すのがコツです。 - 3脂を出し、カリカリにする

弱火でじっくりと加熱し、グアンチャーレがカリカリになり、香りが立ってくるまで炒めます。この溶け出した脂が、パスタソースの旨味のベースになります。
Tip: グアンチャーレが透明から茶色に変わり始めたら注意してください。脂が出きった後は焦げやすくなります。 - 4リガトーニを茹でる

お肉を焼いている間に、鍋でお湯を沸かします。冷凍リガトーニを入れ、約30秒間茹でて解凍・加熱したら、そのままフライパンへ移します。
Tip: 冷凍ではなく通常の乾燥パスタを使用する場合は、パッケージの表示時間通りにアルデンテに茹で上げてください。 - 5ドライトマトを加える

フライパンにドライトマトを加えます。弱火でグアンチャーレの脂と馴染ませることで、トマトが柔らかくなり、甘みと豚の旨味が一体化します。
Tip: オイル漬けのドライトマトを使用する場合は、そのオイルを少量加えるとさらに風味がアップします。 - 6パスタを合わせる

茹でたてのリガトーニをフライパンに移します。弱火のまま全体を優しく和え、パスタに旨味たっぷりの脂とトマトの風味を吸わせます。
Tip: パスタの湯切りはしすぎないでください!パスタに残った澱粉質が、脂と茹で汁を乳化させ、ソースをまとめる役割を果たします。 - 7茹で汁を加える

取っておいたパスタの茹で汁を少量加えます。この澱粉を含んだ水分がフライパンの中の脂と混ざり合うことで、艶やかなエマルジョン(乳化)ソースが出来上がります。
Tip: 茹で汁は一度に入れすぎず、少しずつ加えてください。水分が足りなければ後から足せば大丈夫です。 - 8煽って乳化させる

トングを使って全体を力強く混ぜ合わせます。弱火で加熱しながら混ぜ続けることで、水分と脂がしっかりと乳化し、パスタ一本一本にソースが絡みつきます。
Tip: この混ぜる作業が、生クリームを使わずにクリーミーな質感を作る最大のポイントです。 - 9仕上げと盛り付け

パスタをお皿に盛り付け、たっぷりの削りチーズと挽きたての黒胡椒を振ります。グアンチャーレの塩気を確認してから、必要であれば塩で味を整えて完成です。
Tip: チーズがソースに溶け込み、熱々のうちに召し上がるのが一番のおすすめです。