グアンチャーレ
ドライトマトの本格リガトーニ

作者 CookFrames
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カリカリに焼いたグアンチャーレの旨味とドライトマトの酸味が絶妙に調和。ローマの伝統技法で仕上げる、濃厚で艶やかなソースが自慢のリガトーニです。

↓ 材料 ↓ 手順

カルボナーラやアマトリチャーナといったローマの伝統的なパスタ料理の技法をベースにした一皿です。豚頬肉の塩漬けであるグアンチャーレの脂をじっくり引き出し、パスタの茹で汁と乳化させることで、生クリームを使わずに濃厚なコクを生み出します。そこにドライトマトの甘酸っぱさを加えることで、現代的で洗練されたコントラストを楽しむことができます。

カリカリのグアンチャーレとドライトマトを和え、削りたてのチーズをふりかけた食欲をそそるリガトーニ。
カリカリのグアンチャーレとドライトマトを和え、削りたてのチーズをふりかけた食欲をそそるリガトーニ。
準備時間5 mins
調理時間15 mins
合計時間20 mins
分量1人分
難易度簡単
カロリー750 kcal

材料

作り方

  1. 1材料の準備
    木製ボードの上に、角切りにした生のグアンチャーレが入ったガラスボウル、リガトーニ、ドライトマトが並んでいる様子。

    まずは材料を揃えます。本格的なローマンスタイルに仕上げるため、脂身と赤身のバランスが良いグアンチャーレを使用します。ドライトマトとリガトーニもすぐに使えるよう準備しておきましょう。

    Tip: グアンチャーレは豚の頬肉の塩漬けで、この料理には欠かせない伝統的な食材ですが、なければパンチェッタでも代用できます。
  2. 2グアンチャーレを焼く
    ガラスボウルから角切りのグアンチャーレを黒い鋳鉄製のフライパンに入れている様子。

    鋳鉄製のフライパンを弱火にかけ、約50gのグアンチャーレをそのまま入れます。グアンチャーレから上質な脂が溶け出してくるので、炒め油を引く必要はありません。

    Tip: グアンチャーレは必ず冷たい、あるいは少し温まった状態のフライパンから加熱し始め、脂をゆっくりと引き出すのがコツです。
  3. 3脂を出し、カリカリにする
    鋳鉄製のフライパンの中で、溶け出した脂とともにグアンチャーレがこんがりと色づき、焼けている様子。

    弱火でじっくりと加熱し、グアンチャーレがカリカリになり、香りが立ってくるまで炒めます。この溶け出した脂が、パスタソースの旨味のベースになります。

    Tip: グアンチャーレが透明から茶色に変わり始めたら注意してください。脂が出きった後は焦げやすくなります。
  4. 4リガトーニを茹でる
    コンロの上のステンレス鍋で、リガトーニが勢いよく茹でられている様子。

    お肉を焼いている間に、鍋でお湯を沸かします。冷凍リガトーニを入れ、約30秒間茹でて解凍・加熱したら、そのままフライパンへ移します。

    Tip: 冷凍ではなく通常の乾燥パスタを使用する場合は、パッケージの表示時間通りにアルデンテに茹で上げてください。
  5. 5ドライトマトを加える
    フライパンの中で、カリカリのグアンチャーレとドライトマトが一緒に調理されている様子。

    フライパンにドライトマトを加えます。弱火でグアンチャーレの脂と馴染ませることで、トマトが柔らかくなり、甘みと豚の旨味が一体化します。

    Tip: オイル漬けのドライトマトを使用する場合は、そのオイルを少量加えるとさらに風味がアップします。
  6. 6パスタを合わせる
    茹で上がったリガトーニを、グアンチャーレとドライトマトが入ったフライパンに加えている様子。

    茹でたてのリガトーニをフライパンに移します。弱火のまま全体を優しく和え、パスタに旨味たっぷりの脂とトマトの風味を吸わせます。

    Tip: パスタの湯切りはしすぎないでください!パスタに残った澱粉質が、脂と茹で汁を乳化させ、ソースをまとめる役割を果たします。
  7. 7茹で汁を加える
    リガトーニが入ったフライパンに、ガラスボウルからパスタの茹で汁を注いでいる様子。

    取っておいたパスタの茹で汁を少量加えます。この澱粉を含んだ水分がフライパンの中の脂と混ざり合うことで、艶やかなエマルジョン(乳化)ソースが出来上がります。

    Tip: 茹で汁は一度に入れすぎず、少しずつ加えてください。水分が足りなければ後から足せば大丈夫です。
  8. 8煽って乳化させる
    トングを使い、フライパンの中でリガトーニ、ドライトマト、グアンチャーレを勢いよく混ぜ合わせている様子。

    トングを使って全体を力強く混ぜ合わせます。弱火で加熱しながら混ぜ続けることで、水分と脂がしっかりと乳化し、パスタ一本一本にソースが絡みつきます。

    Tip: この混ぜる作業が、生クリームを使わずにクリーミーな質感を作る最大のポイントです。
  9. 9仕上げと盛り付け
    器に盛られたリガトーニに、手でチーズを振りかけている様子。

    パスタをお皿に盛り付け、たっぷりの削りチーズと挽きたての黒胡椒を振ります。グアンチャーレの塩気を確認してから、必要であれば塩で味を整えて完成です。

    Tip: チーズがソースに溶け込み、熱々のうちに召し上がるのが一番のおすすめです。

保存と温め直し

冷蔵保存
最大3日間
密閉容器に入れて保存してください。
温め直し
5分
フライパンに少量の水を加えて弱中火で加熱し、再度乳化させるように温めてください。レンジは脂が分離して油っぽくなる原因になります。

カロリー消費

ジョギング
時速約9kmのゆっくりとしたペースで約75分。
サイクリング
時速約15kmのゆったりとしたペースで約2時間。
家の掃除
拭き掃除や片付けなど、活動的な家事を約3時間。

よくある質問

グアンチャーレは豚の頬肉(トントロ)の塩漬けで、パンチェッタ(豚バラ肉)よりも脂身が多く、風味が濃厚でとろけるような質感が特徴です。ローマ料理ではグアンチャーレが伝統的に使われます。
グアンチャーレ自体に豊富な脂が含まれているからです。冷たい状態から加熱することで、その上質な脂がゆっくりと溶け出し、その脂自体で肉をカリカリに揚げ焼きにできるため、追加の油は不要です。
それは「乳化」がうまくいっていない証拠です。パスタの茹で汁を加え、パスタと一緒にフライパンをしっかり振るか、トングで激しく混ぜてください。茹で汁に含まれる澱粉質が脂と水を結びつけ、艶やかなソースに変えてくれます。
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