本場イタリア仕込み
ボロネーゼ(伝統的な本格ミートソースのレシピ)

作者 CookFrames
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じっくり煮込んで旨味を凝縮させた、本場イタリアの本格的なミートソース(ラグー)のレシピです。手切りのソフリット、濃厚なトマト、そしてワインが織りなす極上の味わいをご家庭で。

↓ 材料 ↓ 手順

ラグーはイタリア北部、特にボローニャ地方の食文化の神髄とも言える料理です。世界中で親しまれているミートソースですが、本場のボロネーゼは、ニンニクや強いハーブに頼るのではなく、時間をかけて丁寧に炒めた野菜(ソフリット)の甘みと肉の旨味を最大限に引き出します。タリアテッレなどの幅広の生パスタによく絡む、伝統的な調理法をご紹介します。

黄色いダッチオーブンの中で、細かく刻んだ野菜とともにじっくりと煮込まれている、濃厚なテクスチャーの本格イタリアンボロネーゼ。
黄色いダッチオーブンの中で、細かく刻んだ野菜とともにじっくりと煮込まれている、濃厚なテクスチャーの本格イタリアンボロネーゼ。
準備時間20 mins
調理時間2 hr 30 mins
合計時間2 hr 50 mins
分量4〜6人分
難易度普通
カロリー350 kcal

材料

作り方

  1. 1適切な鍋を選ぶ
    黄色のダッチオーブンの口径を黄色いメジャーで測り、幅が約26センチメートルであることを確認している様子。

    直径24〜26cmほどの、口が広く底が厚い鍋を用意します。エナメル加工の鋳物ホーロー鍋のような重い鍋を使用することで熱が均一に伝わり、伝統的なラグー作りに欠かせない長時間の煮込みに最適な環境を作ることができます。

    Tip: 口の広い鍋を使うことで、肉や野菜を炒める段階で水分が効率よく蒸発し、旨味がぎゅっと凝縮されます。
  2. 2野菜を手切りにする
    木製のまな板の上で、鋭い包丁を使ってセロリを細かくみじん切りにしている手元のアップ。隣には丸ごとのにんじんが置いてある。

    セロリ、にんじん、玉ねぎを、切れ味の良い牛刀や三徳包丁を使って丁寧に手作業でみじん切りにします。フードプロセッサーやブレンダーを使うと野菜の繊維が潰れて水分が出すぎてしまい、水っぽくドロドロしたペーストになってしまうため避けてください。

    Tip: 野菜のサイズを均一な細かいみじん切りに揃えることで、火が均等に通り、最終的にソースに溶け込むように仕上がります。
  3. 3オイルを温める
    緑色のボトルから、熱した黄色の鍋にオリーブオイルを注いでいる様子。傍らのまな板には刻んだベーコンが用意されている。

    先ほど選んだ口が広く底の厚い鍋を火にかけます。ラグーの深い味わいのベースとなる刻んだベーコン(またはパンチェッタ)を炒める準備として、エキストラバージンオリーブオイルを少量注ぎます。

    Tip: 直径24〜26cmの厚手の鍋を使用することで、全体にムラなく熱が行き渡り、具材が焦げ付くのを防ぎます。
  4. 4野菜を炒める
    木製のスプーンを使い、まな板から細かく刻んだにんじん、セロリ、玉ねぎを黄色の調理鍋へと移し入れている様子。

    ベーコンから脂が出てカリッとしたら、手切りにしたセロリ、にんじん、玉ねぎをすべて鍋に加えます。玉ねぎが焦げ付かないように注意しながら、野菜の甘みを引き出すようにじっくりと丁寧に炒めていきます。

    Tip: 本物の食感と味わいを守るため、野菜はミキサーなどに頼らず、必ず包丁を使って手で刻むようにしてください。
  5. 5ひき肉を加える
    炒めたにんじん、セロリ、玉ねぎが入った鍋の中に、ボウルから生のひき肉を投入している様子。

    野菜がしんなりとして透明感が出てきたら、生の牛ひき肉を鍋に投入します。炒めた野菜のベースとひき肉をよく混ぜ合わせながら、ソースの旨味の骨格となる肉の焼き色をつける工程に入ります。

    Tip: 肉を入れたらすぐに木べらなどでほぐすように混ぜると、大きな塊にならずにきれいに仕上がります。
  6. 6肉をしっかりと炒めて焼き色をつける
    鍋の中で炒められたひき肉と刻み野菜のアップ。余分な水分はなく、しっかりと焼き色がついた状態。

    強火に設定し、約10分間肉と野菜を炒め合わせます。肉にしっかりと焼き色がつき、香ばしい香りが立ち上り、鍋の底から肉から出た水分が完全に蒸発するまで、絶えずかき混ぜながら火を通してください。

    Tip: ここで時間を惜しまないでください。水気がなくなり、鍋の底でパチパチと乾いた音がし始めるのが、肉が蒸し焼きではなくしっかり焼き色がついているサインです。
  7. 7ワインを入れてデグラッセする
    しっかりと焼き色のついたひき肉が詰まった鍋に、濃い色のガラス瓶から赤ワインを注ぎ入れている様子。

    強火で約10分間炒め、肉が香ばしくパラパラの状態になったらワインを注ぎ入れます。鍋の底にこびりついた旨味を木べらで削ぎ落とすように全体をよくかき混ぜ、肉にワインの風味を含ませます。

    Tip: 次の工程に進む前に、ワインをしっかりと沸騰させてアルコール分を完全に飛ばすことが大切です。
  8. 8トマトピューレを混ぜ合わせる
    焼き色がついたお肉の鍋に、缶詰のカットトマトとトマトピューレを流し込んでいる様子。

    ワインの水分が完全に飛んだら、トマトピューレを加えます。これがイタリア伝統のラグーソースに、濃厚で深いコクのあるベースをもたらします。

    Tip: 本場の伝統的なレシピでは、この段階でニンニク、ローズマリー、パセリなどのハーブを加えることは厳禁とされています。
  9. 9トマトペーストを加える
    黄色の鍋の中で、クラッシュトマトとひき肉の上に、濃厚で濃い赤色のトマトペーストがスプーンから落とされている様子。

    トマトピューレと肉の混合物の上に、濃厚なトマトペーストを絞り入れます。全体が均一に馴染むように、底からしっかりと混ぜ合わせてください。

    Tip: トマトピューレとトマトペーストの両方をダブルで使うことで、ソースに美しい深みのある赤色が加わり、コクが格段にアップします。
  10. 10ラグーを弱火でじっくり煮込む
    ゆっくりと時間をかけて煮込むために、ラグーの入った鍋に黄色の鋳物の蓋を閉めている手元。

    鍋に蓋をして、火力を極小 of 弱火に落とします。そのまま最低でも2時間はじっくりと優しく煮込み、素材の濃厚な旨味を完全に引き出し、調和させていきます。

    Tip: 長時間の煮込みの途中でソースが乾きすぎて水分が足りなくなってきたら、ブイヨンや水を少し足してください。
  11. 11塩で味を調える
    濃厚な赤いミートソースが入った黄色の鍋に、小さな白い器から塩を指でひとつまみ振り入れている様子。

    最低2時間じっくり煮込み、ソースがとろりと濃厚な質感に仕上がったら、最終的な味付けを行います。塩を少しずつ加えながら味見をし、全体のバランスを調えます。煮詰まることで塩気が強くなるため、必ずこの最終段階で調整してください。

    Tip: 水分が蒸発するにつれて塩分が凝縮されるため、塩の味付けは長時間の煮込みがすべて終わった一番最後に行うのが鉄則です。
  12. 12挽きたての黒コショウを加える
    黄色のダッチオーブンの中の濃厚なイタリアンミートソースに、木製のペッパーミルを使って挽きたての黒コショウを振りかけている様子。

    仕上げに、ペッパーミルで挽きたての新鮮な黒コショウをソースに直接振り入れます。挽きたてのコショウの爽やかで力強い香りが、じっくり煮込んだお肉と野菜の深いコクを引き締め、味に素晴らしいアクセントを与えます。最後に全体をもう一度混ぜ合わせたら完成です。

    Tip: あらかじめ粉末になっているコショウを使うよりも、ペッパーミルでその場で挽くほうが、スパイス本来の豊かな風味や香りのオイルを最大限に楽しめます。

保存と温め直しの方法

冷蔵保存
3–4 days
一晩寝かせることで具材がしっかりと馴染み、翌日のほうがより一層美味しくなります。
冷凍保存
3 months
密閉容器に入れて冷凍すれば、豊かな風味や食感を損なうことなく長期間保存できます。
温め直し
10 min
鍋に移して弱火でゆっくりと温めてください。ソースが煮詰まりすぎている場合は、少量の水を加えて調整します。

カロリー消費

ランニング
軽めのジョギング(時速約9 km)で約40分。
バドミントン
レクリエーションとしてのプレーで約45分。
ウォーキング
しっかりとしたペース(時速約5 km)のウォーキングで約1時間10分。

よくある質問

おすすめしません。フードプロセッサーを使うと野菜の繊維が壊れ、水分が出すぎてしまいます。その結果、炒めるのではなく蒸し焼き状態になってしまいます。包丁で手切りすることで、ソフリットがソースの中で絶妙に溶け込む理想的な食感になります。
伝統的なボロネーゼの美味しさは、ソフリット(玉ねぎ・にんじん・セロリ)の甘みと上質な肉の旨味の調和にあります。ニンニクや強いハーブは香りが強すぎ、この料理が持つ繊細な素材本来のコクや甘みを消してしまうため、本場では使用されません。
タリアテッレやパッパルデッレのような、幅が広くて平たい卵入りの生パスタが伝統的です。ソースが重厚なため、麺の表面積が広いほうがしっかりとソースを絡め取ることができます。ショートパスタであれば、表面に筋のあるリガトーニやフジッリも非常によく合います。
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