ピリ辛本格キムチチゲ(キムチ豆腐スープ)
基本レシピ
発酵したキムチの旨味と絹豆腐のなめらかな食感が絶妙に調和した、韓国の定番スープ。コク深いピリ辛スープが体に染み渡る、大満足の簡単一品料理です。
韓国の家庭料理や食堂で最も愛されている定番メニューの一つ、キムチチゲ。本場では土鍋(トゥッペギ)でグツグツと沸騰した状態のまま食卓に運ばれます。豚肉を入れるのが一般的ですが、家庭では冷蔵庫にある野菜やキノコを使って手軽に作られることも多い万能スープです。美味しさの最大の秘訣は、しっかりと熟成して酸味の出たキムチを使うこと。煮込む前に一度ごま油やオイルで炒めることで、キムチのコクと旨味が引き立ち、スープに深い奥行きが生まれます。
材料
- 1 tbsp サラダ油(またはごま油)
- 1 medium 赤玉ねぎ(または玉ねぎ)
- 5 pieces 椎茸
- 100 g キャベツ
- 100 g もやし
- 1/2 bowl キムチ
- 1 tbsp 薄口醤油
- 2 tsp 韓国細粉唐辛子
- 1 tsp ダシダ(牛粉末だし)
- 1/2 tsp 砂糖
- 1/4 tsp うま味調味料
- to taste 塩
- 500 ml 水
- 4 strips 乾燥だし昆布
- 1 block 絹豆腐
- optional ロメインレタス(またはサンチュなど)
作り方
- 1赤玉ねぎを炒める

鍋(または土鍋)に油を入れて中火で熱します。スライスした赤玉ねぎを静かに加え、玉ねぎ本来の甘みと香りが引き立つようにジューシーに炒めていきます。
Tip: 玉ねぎが蒸し焼き状態になるのを防ぐため、油が十分に温まってから加えて、ジュワッと音がする温度で炒め始めましょう。 - 2椎茸を加える

赤玉ねぎが少ししんなりしてきたら、スライスした椎茸を加えます。スパチュラを使って手早く全体を炒め合わせ、キノコの香りを引き出します。
Tip: 椎茸をあらかじめ油で炒めることで、脂溶性の旨味成分が溶け出し、スープ全体のコクが劇的にアップします。 - 3キャベツを炒め合わせる

ざく切りにしたキャベツを鍋にたっぷりと加えます。玉ねぎや椎茸と一緒に炒め合わせ、キャベツが少ししんなりとして旨味の詰まった油を吸うまで火を通します。
Tip: 水分を入れる前にキャベツを軽く炒めておくことで、ただ煮るよりも食感が良くなり、香ばしい風味が加わります。 - 4もやしを加える

キャベツなどの野菜の上に、新鮮なもやしを投入します。全体を優しく混ぜ合わせながら、熱で野菜が少し縮んで鍋に余裕ができるまで火を通していきます。
Tip: もやしは火が通りやすく水分が出やすいため、火力を一定に保ちながら、シャキシャキ感を残しつつしんなりさせましょう。 - 5キムチを投入する

しんなりした野菜の上から、真っ赤な熟成キムチを半鉢分ほど直接加えます。中火で全体をしっかりと炒め合わせ、キムチの発酵した深い旨味と汁を野菜全体にしっかりと絡ませます。
Tip: 水分を加える前にキムチをよく炒めることが、チゲを美味しくする最大の秘訣です。キムチの糖分がキャラメリゼされ、スープの深みが格段に増します。 - 6醤油と塩で味のベースを作る

炒めたキムチと野菜の上から、薄口醤油と塩を加えます。全体をさっと炒め合わせ、スープの土台となる塩気と香ばしさを仕込みます。
Tip: キムチや醤油にもしっかりとした塩分が含まれているため、塩の量は味を見ながらお好みで調整してください。 - 7残りの調味料を加える

砂糖、ダシダ、うま味調味料、そしてマイルドな辛さの細粉唐辛子小さじ2を鍋に加えます。調味料が野菜にしっかりと馴染み、スパイシーで芳醇な香りが立ち上るまで絶えず炒め合わせます。
Tip: 塩味の感じ方はキムチによって異なるため、この段階での調味料の量は目安とし、最終的に自分好みに微調整してください。 - 8熱湯を注ぐ

電気ケトルなどで沸かした熱湯を、具材が入った鍋に直接注ぎ入れます。これにより、具材の旨味が凝縮された鮮やかな赤色の旨辛スープが完成します。
Tip: 冷水ではなく熱湯を使うことで、土鍋の温度が下がらずにすぐ沸騰するため、調理時間を短縮し野菜の食感をキープできます。 - 9だし昆布を加える

沸騰している真っ赤なキムチスープの中に、用意しておいただし昆布をそっと加えます。箸を使ってスープの中に沈め、昆布の自然な海の旨味をスープ全体にじっくりと染み渡らせます。
Tip: 昆布を入れることで、お肉を使わないベジタブルスープでありながらも、まるでお店のような本格的な深いコクが生まれます。 - 10豆腐を入れる

あらかじめ温めておいた絹豆腐を、崩れないようにそっとスープに入れます。昆布と豆腐が入ったら鍋に蓋をし、全体の味がしっかりと調和するまで約5分間弱火で煮込みます。
Tip: 豆腐を事前に少し温めておくか、水切りをしておくと、スープが冷めにくく、豆腐自体にも味が染み込みやすくなります。 - 11蓋をして煮込む

鍋に蓋をして火力を少し弱めます。そのまま約5分間じっくりと煮込むことで、豆腐の芯までしっかりと熱が通り、スープの濃厚でピリ辛な旨味が中にじんわりと染み込みます。
Tip: 蓋をして煮込むことで蒸気が閉じ込められ、香りが引き立つとともに、豆腐がスープの中で踊って崩れるのを防ぐことができます。 - 12レタスを加えて仕上げる

最後に、新鮮なロメインレタスの葉をスープの表面に広げるようにのせます。レタスがスープの熱でさっとしんなりしたら、すぐに火を止めます。これで熱々のキムチチゲの完成です。
Tip: レタスを入れてからは火を通しすぎないのがポイント。余熱で十分にしんなりするので、シャキシャキ感を残すためにすぐ火を止めましょう。