ボストン風クラムチャウダー:丸ご
ブレッドボウル仕立て

作者 CookFrames
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本場ニューイングランドの味を自宅で。濃厚でクリーミーなスープにたっぷりのあさりとスモーキーなベーコンを詰め込み、香ばしいブレッドボウルで供する至福の一杯です。

↓ 材料 ↓ 手順

ボストン・クラムチャウダーは、アメリカ・ニューイングランド地方で何世紀にもわたり愛されてきた究極のコンフォートフードです。他の地域の澄んだスープやトマトベースのものとは異なり、このボストン風は濃厚なホワイトソースが特徴。海の香り豊かなあさり、ホクホクのじゃがいも、そして香味野菜の旨みが凝縮されています。中をくり抜いたパンを器にすることで、見た目の華やかさはもちろん、スープを最後の一滴までパンに染み込ませて味わう贅沢な楽しみ方が生まれます。

カリカリのベーコンとフレッシュパセリを添えた、溢れんばかりに濃厚なクラムチャウダーのブレッドボウル。
カリカリのベーコンとフレッシュパセリを添えた、溢れんばかりに濃厚なクラムチャウダーのブレッドボウル。
準備時間20 mins
調理時間30 mins
合計時間50 mins
分量4人分
難易度普通
カロリー750 kcal

材料

作り方

  1. 1ベーコンを切る
    まな板の上で生のベーコンを細かく切っている様子

    ベーコンをまな板に並べ、均一な幅に細かく切ります。小さく切ることで、炒めた時に脂がしっかり溶け出し、チャウダー全体にスモーキーな香りとカリッとした食感が行き渡ります。

    Tip: ベーコンをカットする10〜15分前に冷凍庫に入れて少し凍らせると、身が締まって格段に切りやすくなります。
  2. 2セロリをみじん切りにする
    新鮮なセロリの茎を細かくみじん切りにしている様子

    セロリの茎を細かく均一なサイズに刻みます。玉ねぎと一緒に炒めることで、クラムチャウダーの味の土台となる不可欠な香りを生み出します。

    Tip: じゃがいもや玉ねぎと同じくらいのサイズに揃えて切ると、火の通りが均一になり、食べた時の口当たりも良くなります。
  3. 3玉ねぎをみじん切りにする
    包丁で白い玉ねぎを丁寧にみじん切りにしている様子

    玉ねぎの皮をむいて半分に切り、丁寧に細かく刻みます。サイズを揃えることで均等に火が通り、スープのベースに溶け込むような食感に仕上がります。

    Tip: よく研いだ包丁を使うことで玉ねぎの細胞を潰さず、苦味を抑えて、切っている時の涙も軽減できます。
  4. 4バターを溶かす
    黄色い鍋の中でバターが弱火でゆっくり溶けている様子

    鍋(あれば厚手のホーロー鍋など)を弱火にかけ、バターを入れて完全に溶かします。この溶かしバターが、スープにとろみをつける「ルー」の大切なベースになります。

    Tip: 火が強すぎるとバターが焦げて茶色くなってしまいます。白いチャウダーを美しく仕上げるため、焦がさないよう弱火を保ってください。
  5. 5ルーを作る
    溶けたバターに薄力粉を加えて混ぜ合わせ、ルーを作っている様子

    溶けたバターに薄力粉を加え、ヘラで絶えず混ぜながら滑らかなペースト状にします。粉っぽさがなくなるまで軽く火を通します。これがチャウダーに濃厚なとろみをつける鍵となります。

    Tip: バターが茶色くなると仕上がりの色が濁ってしまうので、常に弱火で加熱するのがポイントです。
  6. 6乳製品を加える
    鍋の中のルーに、牛乳と生クリームを混ぜながら少しずつ加えている様子

    牛乳と生クリームの混合液を、ルーの中に少しずつ注ぎ入れます。その都度しっかりと混ぜ合わせることで、ダマのない完璧に滑らかなホワイトソースが完成します。

    Tip: 乳製品をあらかじめ少し温めておくと、バターが固まらずルーと馴染みやすくなり、よりスムーズに混ざります。
  7. 7ベーコンを炒める
    鍋の中で細かく切ったベーコンを炒め、脂を抽出している様子

    別の鍋(または一度空にした鍋)を熱し、ベーコンを中火で炒めます。脂をしっかりと出し、表面が香ばしくカリカリになるまで火を通しましょう。このベーコンの脂がスープにコク深い旨みを与えます。

    Tip: 冷たい状態の鍋からゆっくり加熱し始めると、焦げることなくベーコンの脂を効率よく引き出すことができます。
  8. 8トッピング用のベーコンを取り出す
    カリカリに焼けたベーコンの半分をスプーンですくい上げている様子

    ベーコンがカリカリになったら、約半分をスプーンなどで取り出しておきます。これは最後に盛り付ける際、食感のアクセントとなるトッピングとして使用します。

    Tip: 残りのベーコンと鍋に残った脂は、そのまま野菜を炒めるために使います。旨みがたっぷり詰まっています。
  9. 9野菜を炒める
    ベーコンの脂が入った鍋に、刻んだじゃがいも、セロリ、玉ねぎを加えている様子

    刻んでおいたじゃがいも、セロリ、玉ねぎを、ベーコンの脂が残った鍋に投入します。中火で野菜がしんなりし、ベーコンの旨みを吸って香り立つまで炒め合わせます。

    Tip: 野菜の大きさを揃えることで、火の通りが均一になり、スプーンですくった時のバランスが良くなります。
  10. 10水を加えて煮込む
    野菜が入った鍋に水を注ぎ、塩胡椒で味を整えている様子

    野菜がひたひたに浸かるくらいの水を鍋に注ぎます。塩と黒胡椒を少々加え、蓋をして弱火で約10分、じゃがいもが柔らかくなるまでじっくりと煮込みます。

    Tip: より本格的な魚介の風味を楽しみたい場合は、水の代わりに「あさりの缶汁」や「魚の出汁」を使うのがおすすめです。
  11. 11スープベースの味を整える
    煮立っているスープに挽きたての黒胡椒を振りかけている様子

    野菜に火が通り、具材の旨みがスープに溶け出したら、挽きたての黒胡椒で味を整えます。軽く混ぜて、スパイスの香りを全体に行き渡らせましょう。

    Tip: 粉末の胡椒よりも、その場で挽いた黒胡椒を使う方が、香りが格段に引き立ちます。
  12. 12ブレッドボウルを用意する
    丸いパンの上部をナイフで切り取っている様子

    スープを煮込んでいる間に、パンの器を作ります。丸いパンの上部を切り取り、中身を丁寧にくり抜きます。スープが染み出さないよう、底と壁面は少なくとも1cm程度の厚みを残すようにしてください。

    Tip: くり抜いた中身のパンは捨てないでください。密閉容器に保存して別の料理に使ったり、トーストしてクルトンにしたりできます。
  13. 13パンの中身をくり抜く
    スプーンを使ってパンの柔らかい中身を掻き出している様子

    スプーンを使って、パンの内側の柔らかい部分を取り除きます。熱いスープを入れても崩れないよう、しっかりとした「器」になるように厚みを調整するのがポイントです。

    Tip: パンの内側を少しオーブンで焼いておくと、スープを注いだ後もふやけにくく、最後までカリッとした食感を楽しめます。
  14. 14あさりの身を加える
    あさりのむき身をスープの入った鍋に滑り込ませている様子

    あさりのむき身を鍋に加えます。優しく混ぜ合わせ、味見をして必要であれば塩で調整します。あさりの塩分があるので、味を確認しながら進めましょう。

    Tip: あさりは火を通しすぎると硬くなってしまうため、必ず仕上げの直前に加えるようにします。
  15. 15ホワイトソースを合わせる
    スープの鍋に、あらかじめ作っておいた白いソースを注いでいる様子

    作っておいた濃厚なホワイトソースを、具材の入った鍋にゆっくりと加えます。これにより、透明だったスープが一気にリッチでクリーミーなチャウダーへと変身します。

    Tip: じゃがいもを潰さないよう、ゆっくりと円を描くように混ぜてソースを馴染ませてください。
  16. 16仕上げに煮込んで完成
    とろみのついた完成間近のチャウダーを木べらで混ぜている様子

    弱火のまま数分煮込み、理想のとろみがつくまで加熱します。熱々のうちに用意したブレッドボウルにたっぷり注ぎ、取り出しておいたベーコンとパセリを散らせば完成です。

    Tip: 乳製品が入った後は、強火で沸騰させないように!分離の原因になりますので、最後まで優しく加熱してください。

保存と再加熱について

冷蔵保存
3–4日間
スープは密閉容器に入れ、パンとは別に保存してください。
再加熱
5–10分
鍋に移し、弱火で絶えず混ぜながら温めてください。沸騰させると分離の原因になります。
冷凍保存
推奨しません
乳製品ベースでじゃがいもを含むスープは、冷凍すると分離しやすく、食感が損なわれます。

カロリー消費

ジョギング
一定のペース(約9kmh)で約75分間。
水泳
クロールでの継続的なラップを約1時間30分間。
早歩き(ウォーキング)
一定のペース(約5kmh)で約2時間30分間。

よくある質問

スープがざらつく主な原因は乳製品の分離(凝固)です。生クリームや牛乳を加えた後に強火で激しく沸騰させると起こりやすいため、常に弱火で優しく加熱することが重要です。
はい、もちろんです。缶詰のあさりは手軽で非常に人気があります。その際、缶の中の汁も捨てずに煮込み用の水分として使うと、より深みのある味わいになります。
サワードゥやカンパーニュのような、外皮(クラスト)が硬くてしっかりした丸型のパンが最適です。皮が厚いことで、熱いスープを入れても外側に染み出しにくくなります。
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