本格スモーク・プルドポークサンドイッチ

作者 CookFrames
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じっくりスモークした豚肩ロースを丁寧にほぐし、コクのあるBBQソースを絡めました。シャキシャキのコールスローと一緒に楽しむ、究極のBBQサンドイッチです。

↓ 材料 ↓ 手順

本場のバーベキューは、忍耐の先に最高の旨みが待っている至福の料理です。このレシピでは、自宅のケトルグリルを使い、低温でじっくりと時間をかけて燻製する本格的なプルドポークの作り方をご紹介します。特製ドライラブの深い風味、リンゴ酢のスプレーで生まれる独特の質感、そして爽やかなコールスローの組み合わせは、まさに完璧なバランスです。

旨みたっぷりのプルドポークと新鮮なコールスローを贅沢に挟んだ、本格的なサンドイッチ。
旨みたっぷりのプルドポークと新鮮なコールスローを贅沢に挟んだ、本格的なサンドイッチ。
準備時間30 mins
調理時間8 hr
合計時間8 hr 30 mins
分量6~8人分
難易度難しい
カロリー650 kcal

材料

作り方

  1. 1豚肩ロースの下準備
    ステンレス製のトレイに乗せられた大きな豚肩ロースの塊肉。

    生の豚肩ロースを大きな金属トレイに置きます。この部位は脂身と結合組織が豊富で、低温でじっくり焼くことで驚くほど柔らかく、口の中でとろけるような仕上がりになります。

    Tip: 味付けをする前に、キッチンペーパーで肉の表面の水分をしっかり拭き取ってください。表面を乾かすことで、スパイスがより密着しやすくなります。
  2. 2スペアリブの準備
    木製のカッティングボードに置かれた新鮮なスペアリブ。

    スペアリブをまな板に広げます。全体的に厚みが均一で、サシ(脂身)がきれいに、バランスよく入っているものを選ぶのが、豚肩ロースと一緒にムラなく焼き上げるコツです。

    Tip: 味付けの前に、骨側の面にある薄くて硬い膜をバターナイフとキッチンペーパーを使って剥がしておきましょう。
  3. 3特製BBQラブを作る
    容器に重なり合うように入れられた、色とりどりのBBQスパイス。

    容器に、オニオンパウダー、黒こしょう、ガーリックパウダー、塩、スモークパプリカを入れて混ぜ合わせます。スモークパプリカは美しい赤褐色を、塩とガーリックは深い旨みを与えてくれます。

    Tip: このドライラブを多めに作って密閉容器で保存しておけば、次回のバーベキューの際にすぐ使えて便利です。
  4. 4豚肩ロースに味付けする
    黒い手袋をした手で、豚肩ロースに厚くスパイスを揉み込んでいる様子。

    用意したドライラブを豚肩ロースの全面にたっぷりとまぶします。手を使って、側面や底面も含めたすべての箇所にスパイスが均一に、しっかりと密着するように押し付けてください。

    Tip: 最高の風味を引き出すには、味付け後に冷蔵庫で24時間寝かせるのが理想的です。ドライブライニング(乾式塩蔵)の効果で肉がより柔らかくなります。
  5. 5スペアリブに味付けする
    赤褐色のスパイスで完全に覆われたスペアリブのクローズアップ。

    スペアリブも同様に味付けします。スパイスを惜しみなくふりかけ、表面にしっかりと定着するように軽く叩きます。この厚いスパイスの層が、燻製過程で美味しい「バーク(樹皮のような皮)」に変わります。

    Tip: 骨側にも忘れずにスパイスをまぶしましょう。ただし、肉側よりも少し控えめな量で大丈夫です。
  6. 6炭の準備
    ステンレス製のチムニースターターに注がれる炭のブリケット。

    安定した熱源を確保するため、炭を準備します。チムニースターターに炭のブリケットを入れます。これが、着火剤の臭いをつけずに、効率的かつ均一に火を起こす最も確実な方法です。

    Tip: チムニースターターの下に固形燃料や新聞紙を置き、下から火を点けて炭全体に火が回るのを待ちます。
  7. 7火のついた炭をグリルへ
    黒いケトルグリルの底に注がれる赤く燃える炭。

    赤く熱した炭を、チムニースターターからグリルの底へ慎重に流し込みます。炭を一箇所に寄せ、直接火が当たらない「間接焼き」のゾーンを作るのが低温調理の基本です。

    Tip: 火傷を防ぐため、熱いチムニースターターを扱う際は必ず耐熱グローブを着用してください。
  8. 8肉をグリルに乗せる
    味付けされた豚肩ロースとスペアリブをグリルの網に乗せる様子。

    しっかりと味付けした豚肩ロースとスペアリブを網の上に乗せます。炭の真上ではなく、反対側のゾーンに配置することで、焦がさずに燻製の香りをじっくりと染み込ませることができます。

    Tip: 脂がゆっくりと溶け出すように、必ず炭のない「間接火」の場所に置くようにしてください。
  9. 9バークができるまで燻製する
    グリルの上で表面がこんがりとキャラメル色になった肉塊。

    蓋を閉め、肉の表面に深い茶色の「バーク」ができるまで燻製します。最初の4時間は、グリルの温度を120℃前後に保ち、蓋を開けたい衝動を抑えてじっくり待ちましょう。

    Tip: この濃い色の外層は、スパイスと肉の脂が煙と反応してできる旨みの塊です。温度管理が成功の鍵となります。
  10. 10リンゴ酢をスプレーする
    グリルの上の肉に、スプレーボトルで液体を吹きかけている様子。

    燻製開始から4時間が経過したら、素早く蓋を開けて肉の表面全体にアップルサイダービネガーをスプレーします。これにより水分が補給され、酸味のアクセントと共に、より深い風味のバークが形成されます。

    Tip: グリルの温度が下がらないよう、蓋を開けている時間はできるだけ短く、手際よく作業しましょう。
  11. 11アルミホイルで包む
    燻製された肉をアルミホイルで何重にもきつく包む手。

    肉を数重の厚手のアルミホイルできつく包み、再びグリルに戻してさらに4時間加熱します。この工程で水分を閉じ込め、肉の温度上昇が止まる「ストール」現象を乗り越え、驚くほどの柔らかさに仕上げます。

    Tip: 旨みたっぷりの肉汁や蒸気が逃げないよう、ホイルの隙間がないようにしっかりと密閉してください。
  12. 12肉をほぐす
    柔らかく焼き上がった豚肩ロースを、手袋をした手で細かく裂いている様子。

    肉が焼き上がり、少し休ませたら、手袋をした手で肉を丁寧に引き裂いていきます。じっくり火を通した肉は、力を入れずとも簡単に細かくほぐれ、最高のプルドポークになります。

    Tip: 肉が温かいうちにほぐすのがポイントです。冷めると結合組織が固まってしまい、ほぐしにくくなります。
  13. 13ソースを絡める
    ほぐした肉にBBQソースを加え、フォークで混ぜ合わせている様子。

    ほぐした肉をトレイに移し、大きな脂の塊があれば取り除きます。お好みのBBQソースを回しかけ、肉の一本一本がソースで艶やかにコーティングされるまで全体をよく混ぜ合わせます。

    Tip: BBQソースを少し温めてから肉と混ぜると、温度を下げずにソースが肉によく馴染みます。
  14. 14コールスローとパンの準備
    半分に切ったロールパンに、クリーミーなコールスローを乗せている様子。

    千切りキャベツをレモン汁、塩、マヨネーズ、黒こしょうで和え、シャキシャキのコールスローを作ります。半分に切ったロールパンの断面に、このコールスローをたっぷりと敷き詰めます。

    Tip: パンの断面を軽くトーストしておくと、コールスローの水分でパンがベチャッとなるのを防げます。
  15. 15サンドイッチの組み立て
    コールスローとプルドポークがたっぷり詰まったサンドイッチを手に持っている様子。

    コールスローの上に、たっぷりのプルドポークを盛り付けて完成です。温かくスモーキーな肉と、冷たくてシャキシャキしたコールスローのコントラストが、究極のひと口を生み出します。

    Tip: 肉が温かく、野菜が新鮮なうちに、組み立てたらすぐにお召し上がりください。

保存と温め直しについて

冷蔵保存
3-4 days
ほぐした肉とコールスローは、それぞれ別の密閉容器に入れて保存してください。
冷凍保存
Up to 3 months
残った肉は真空パックや密閉容器に入れ、少量のBBQソースを足してから冷凍すると、解凍後もジューシーさが保てます。
温め直し
10 min
フライパンに少量の水かリンゴジュースを加え、蓋をして中弱火でゆっくり温めると、肉がパサつかずに仕上がります。

カロリー消費

ランニング
時速約9kmの一定のペースで約65分。
筋力トレーニング
本格的なウエイトリフティングを約90分。
早歩き
時速約5kmのペースで約2時間10分。

よくある質問

肉の内部温度が70℃付近で停滞する現象です。肉の表面から水分が蒸発する際の気化熱で温度が下がるために起こります。アルミホイルできつく包むことで蒸気を閉じ込め、この停滞期を突破できます。
はい、ペレットスモーカーやガスグリル(スモーカーボックス使用)、オーブンやスロークッカーでも代用可能です。ただし、炭火特有の香りと本格的なバークを再現するにはグリルが最適です。
肉の表面が乾燥するのを防ぎ、煙の成分が付着しやすくするためです。また、酢の酸味が脂のしつこさを和らげ、より奥深い風味の「バーク(外皮)」を作る手助けをします。
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