本場の味!
ろとろ半熟卵の絶品親子丼(基本の作り方)
日本の定番ソウルフード、親子丼の黄金比レシピ。旨味たっぷりの出汁醤油で煮込んだジューシーな鶏もも肉と玉ねぎを、とろとろ半熟の卵でふんわりと閉じ込め、温かいご飯にのせて仕上げます。
親子丼は、鶏肉と卵を「親と子」に見立てて名付けられた、日本の家庭料理やお食事処を代表する定番のどんぶりものです。甘辛い出汁の絶妙なバランスが、どこかホッとする味わいを生み出します。このレシピでは、鶏肉を一度下茹でする伝統的なひと手間を加えることで、余分な雑味を抑え、お肉本来のプリプリとした最高の食感を引き出しています。
材料
- 2 鶏もも肉(骨なし)
- 1/2 玉ねぎ
- 2 large 卵(大)
- 2 tbsp 醤油
- 2 tbsp みりん
- 2 tbsp 料理酒または日本酒
- 1 tsp 砂糖
- 1 tsp だしの素
- a few stems 新鮮な三つ葉またはカイワレ大根
- 2 bowls 温かいご飯
作り方
- 1鶏もも肉の下ごしらえ

まず、2枚の鶏もも肉を一口大の大きさに切り分けます。むね肉ではなくもも肉を使うことで、加熱してもパサつかず、ジューシーで柔らかい食感を保つことができます。火が均一に通るよう、大きさを揃えて切るのがポイントです。
Tip: 包丁をしっかり研いでおくと皮目が切りやすくなります。気になる場合は、余分な黄色い脂肪をあらかじめ取り除いておきましょう。 - 2鶏肉を下茹でする

一口大に切った鶏肉を、沸騰したお湯の中に静かに入めます。お湯にくぐらせて表面を下茹ですることで、お肉の臭みや余分な脂、アクが抜け、タレの味がすっきりと仕上がり、お肉自体もプリプリとした抜群の食感になります。
Tip: 表面が白っぽく不透明になれば十分です。この段階で中まで完全に火を通す必要はありません。 - 3あく取りシートでアクを除く

鶏肉を下茹でする間、お湯の表面にあく取りシート(または落とし蓋)を直接のせます。シートが浮き上がってくる泡やアクをしっかりと吸い取ってくれるため、出汁やお肉が綺麗に保たれ、雑味のない仕上がりになります。
Tip: お玉で何度もすくうよりも、あく取りシートを使う方が表面全体を一度にカバーできるため非常に効率的です。 - 4玉ねぎを切る

香味野菜として、新鮮な白玉ねぎ半玉を薄い櫛形にスライスします。玉ねぎは料理のベースとなる優しい甘みを引き出し、煮込むことでとろとろの卵やジューシーな鶏肉と見事に調和します。
Tip: 玉ねぎの繊維に沿って切ることで、煮込んでいる間も形が崩れにくくなります。 - 5親子丼のタレを合わせる

ボウルに醤油、みりん、料理酒(または日本酒)をそれぞれ大さじ2ずつ入れます。そこに小さじ1の砂糖とだしの素をひとつまみ加えます。キッチンスケールを使って正確に計量することで、本場の和食店のような絶妙な味わいを再現できます。
Tip: 少し濃いめの味が好みなら醤油をわずかに増やしても良いですが、甘辛さのバランスを保つため、みりんと砂糖との比率は崩さないようにしましょう。 - 6タレを温める

調合したタレ(醤油、みりん、酒、砂糖、だしの素)を、中火にかけた小さめのフライパンに一気に流し込みます。
Tip: 小さめのフライパンを使用することで、タレがすぐに蒸発してしまうのを防ぎ、具材全体にしっかりと熱を行き渡らせることができます。 - 7鶏肉を煮込む

下茹にしておいた鶏もも肉を、タレの入ったフライパンに並べます。そのまま約3分間煮込んでいきましょう。お肉の芯まで火を通しながら、出汁の効いた甘辛いタレの旨味をじっくりとお肉に染み込ませます。
Tip: ここでは鶏肉に火を通しすぎないようにしてください。この後の卵を加える工程でもさらに熱が加わります。 - 8玉ねぎを加える

スライスした玉ねぎを、鶏肉が入ったフライパンに加えます。玉ねぎがしんなりとして、タレの旨味をしっかりと吸い込むまで、さらに約2分間煮込みます。
Tip: 短時間の煮込みだと玉ねぎのシャキシャキ感が少し残ります。完全に柔らかく透明な状態にしたい場合は、もう1分長めに煮込んでください。 - 9卵液を用意する

小さなボウルに卵を2個割り入れます。箸を使って、黄身と白身が軽く混ざり合う程度に優しく溶きほぐします。この卵液を後ほど2回に分けて加えることで、理想的なふんわりとろとろの食感を生み出します。
Tip: お店のような美しいマーブル模様に仕上げるため、卵は混ぜすぎないのがコツです。白身と黄身の塊が少し残るくらいで止めておきましょう。 - 101回目の卵液を回し入れる

溶きほぐした卵液の約半量を、フライパンの鶏肉と玉ねぎの上に円を描くように優しく回し入れます。形が崩れないよう、触らずにそのまま少し固まるまで待ちます。
Tip: 中心から外側に向かって渦を描くように注ぐと、すべての具材に均一に卵が行き渡りやすくなります。 - 11三つ葉を添える

半分ほど固まった卵の上に、新鮮な三つ葉を散らします。フライパンの余熱で三つ葉がしんなりと柔らかくなり、爽やかで上品な香りが引き立ちます。
Tip: 三つ葉はセリやパセリに似た繊細な風味が特徴です。このタイミングで加えることで、鮮やかな緑色を保ったまま香りを引き出すことができます。 - 122回目の卵液で仕上げる

残りの卵液を全体に仕上げとして回しかけます。そのまま数秒間だけ加熱し、周囲の卵が固まりつつも、中心部分がとろっとした半熟のツヤを残した状態で火を止めます。
Tip: もし三つ葉が手に入らない場合は、カイワレ大根や刻んだネギなどでも、新鮮な彩りと風味のアクセントとして代用できます。 - 13ご飯にのせて完成

フライパンを優しく傾け、出来立ての鶏肉と卵をご飯を盛った丼の上に滑らせるようにしてのせます。フライパンに残った美味しいタレも残さずご飯の上にかけてください。タレがご飯にじんわりと染み込んで絶品です。
Tip: フライパンを少し前後に揺するか、小さめのスパチュラ(ヘラ)を添えて滑らせると、形を崩さずに綺麗におさめることができます。