濃厚!お家
作る本格豚骨スープ(白湯スープ)
豚のゲンコツと豚足をじっくり4時間煮込んだ、旨味たっぷりの白濁スープ。ラーメンのベースはもちろん、様々なお料理に使える、まろやかで濃厚な極上スープの素です。
自宅でプロ顔負けの豚骨スープを作るのに必要なのは、難しい技術ではなく「時間」です。本格的な豚骨ラーメンのベースとなるこのスープは、骨の髄までしっかり叩き潰しながら長時間煮込み、脂肪分とコラーゲンを乳化させて白濁させるのがポイント。ラーメンだけでなく、鍋物や煮込み料理のベースとしても大活躍する、極上の万能スープを手作りしてみませんか。
材料
- 1 豚のゲンコツ
- 1 豚足
- 3 slices 生姜
- 2 stalks 長ねぎ
- 1 tbsp 料理酒
- 4 liters 水
作り方
- 1鍋に水を用意する

大きめのステンレス鍋にたっぷりの水を入れ、火にかけます。この鍋は、下茹でして臭みを抜いた豚骨と豚足を、じっくりと本煮込みしていくために使います。
Tip: クセのないクリアで上質なスープに仕上げるためには、本煮込みの際に必ず新しい水を使用することが最大の秘訣です。 - 2下茹でした豚骨を取り出す

生姜とネギと一緒に豚骨と豚足を下茹でしてアクを抜いたら、トングで鍋から取り出します。取り出した後、表面に残っているアクや血合いをぬるま湯で綺麗に洗い流してください。
Tip: 冷水ではなくぬるま湯で洗うことで、お肉が急激に硬くなるのを防ぎ、その後の長時間の煮込みでも柔らかく仕上がります。 - 3本煮込みを開始する

綺麗に洗った豚骨と豚足を、沸騰している新しいお湯の入った鍋に丁寧に入れます。この第2段階の煮込みで、骨から旨味と栄養がゆっくりと溶け出し、濃厚な白湯スープが作られます。
Tip: 鍋の温度を下げないよう、必ずお湯がしっかりと沸騰している状態のところに豚骨を投入してください。 - 4香味野菜を加える

スライスした生姜と、大きく切った長ねぎを鍋に加えます。これらの香味野菜は、豚骨の本来の旨味を消してしまうことなく、スープに奥深い風味と香りをプラスしてくれます。
Tip: 生姜や長ねぎは大きく切っておくことで、スープが完成した後に取り除きやすくなります。 - 5蓋をして煮込む

鍋に蓋をして強火にかけ、再度沸騰させます。沸騰したら弱火に落とし、そのままの状態で少なくとも4時間ほどコトコトと煮込み、骨の旨味を極限まで引き出します。
Tip: 蓋をして煮込むことで水分の蒸発を防ぎ、旨味が凝縮されたスープをたっぷり取ることができます。 - 6骨を取り出して砕く準備をする

2時間ほど煮込んだら、お玉を使って豚骨と豚足を一度ボウルに取り出します。この時点で、お肉はかなりホロホロに柔らかくなっており、スープも徐々に白く濁り始めているはずです。
Tip: 取り出した骨は捨てないでください!骨髄や脂肪分をさらに引き出すためにしっかりと砕き、残り2時間の煮込みのために鍋に戻します。 - 7骨髄とお肉を叩き潰す

取り出した豚骨と豚足を、マッシャーなどを使って徹底的に叩き潰します。柔らかくなったお肉と骨髄を砕くことで、骨の内部にある濃厚な旨味がスープに溶け出しやすくなり、とろみと深みのある仕上がりになります。
Tip: お肉も骨髄も非常に熱くなっているので火傷に注意してください。必要に応じて、ふきんやミトンでボウルをしっかり押さえて作業しましょう。 - 8鍋に戻して再び煮込む

砕いたお肉と骨髄を、スープの入った鍋に戻し入れます。ここからさらに2時間煮込んでいきます。砕かれた組織や骨髄がスープと完全に乳化することで、あの独特の濃厚で真っ白な豚骨スープが完成します。
Tip: スープが急激に煮詰まって塩辛くなるのを防ぐため、この最後の煮込み工程でも火加減は弱火をキープしてください。 - 9スープをこす

合計4時間の煮込みが終わったら、目の細かいザルを使って、鍋に残っている骨や細かい肉の破片を丁寧にこし取ります。じっくり煮込んで砕いたことで、具材の旨味はすべてスープに溶け出しており、あとは滑らかでクリーミーなスープだけが残ります。
Tip: さらにクリアで口当たりの良いスープにしたい場合は、ザルにさらし(調理用クロス)を敷いてこすと、微細な沈殿物も取り除くことができます。 - 10保存容器に取り分ける

出来上がったスープの粗熱が取れたら、透明なプラスチックの保存容器に1回分ずつ小分けにします。小さく分けておくことで、ラーメンやちょっとした料理に使いたい時に必要な分だけ解凍でき、とても便利です。
Tip: 冷凍するとスープの体積がわずかに膨張するため、容器のギリギリまで注がず、上部に少しゆとりを持たせておきましょう。 - 11ラベルを貼って冷凍保存する

容器の蓋をしっかりと閉め、作った日付を記入したラベルを貼ります。冷凍庫で保存すれば数ヶ月間は風味が落ちず、いつでも自家製ラーメンや煮込み料理、お鍋のベースとして使えます。
Tip: 解凍時の結露で文字が滲んだり消えたりしないよう、油性ペンや耐水性のラベルを使用することをおすすめします。