本場アマルフィ風レモンパスタ(パスタ・アル・リモーネ)
レシピ

作者 CookFrames
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本場アマルフィ地方のスタイルで仕上げる、至高のレモンパスタ。レモンの皮から抽出したピュアな香りのオイルをバターソースに溶かし込み、濃厚なパルメザンチーズで仕上げます。果汁は使わず、洗練された香りのみを楽しめる一皿です。

↓ 材料 ↓ 手順

アマルフィ海岸に伝わる「パスタ・アル・リモーネ」は、素材の香りを最大限に活かした究極にシンプルなパスタです。生クリームの重さや果汁の酸味に頼る一般的なレシピとは異なり、本場のテクニックではレモンの皮を水に浸すことで、爽やかなエッセンシャルオイルをやさしく抽出します。バターのコクとレモンの豊かな香りが絡み合うベルベットのようなソースは、ひと口ごとに地中海の太陽を感じさせてくれます。

お皿に美しく盛り付けられ、削りたてのパルメザンチーズと鮮やかなレモンの皮がたっぷりとトッピングされたアマルフィ風レモンパスタ。
お皿に美しく盛り付けられ、削りたてのパルメザンチーズと鮮やかなレモンの皮がたっぷりとトッピングされたアマルフィ風レモンパスタ。
準備時間15 mins
調理時間15 mins
合計時間30 mins
分量1人分
難易度簡単
カロリー450 kcal

材料

作り方

  1. 1レモンの皮をむく
    新鮮なレモンから、金属製のピーラーを使って黄色い皮の層だけを白いボウルへと長く薄くむき取っている手元のアップ写真。

    ピーラーを使って、新鮮なレモンの黄色い皮の部分だけを薄くむき取ります。内側の白いワタの部分は苦味の原因になるので、入らないように注意してください。果汁の酸味を加えることなく、この皮からパスタソースのベースとなる豊かな香りとエッセンシャルオイルを抽出します。

    Tip: ピーラーを強く押し付けすぎないように軽い力で動かすと、苦味のある白いワタまで削ってしまうのを防げます。
  2. 2レモンの香りを水に移す
    数枚の大きなレモンの皮が入った白いセラミックボウルに、ガラスのカラフェから透明な水が注がれている様子。

    むいたレモンの皮をボウルに入れ、透明な水300mlを注ぎます。これにより、レモンの皮から芳醇なオイルが水に溶け出し、パスタソースのベースとなる「レモンインフュージョン(浸出水)」が出来上がります。

    Tip: より豊かな香りを引き出すために、冷蔵庫でひと晩じっくりと皮を浸しておくのがベストです。
  3. 3レモンウォーターを温める
    黄色く色づいたレモンウォーターが入ったガラス瓶を、最新のステンレス製電子レンジに入れている手元の写真。

    水からレモンの皮を取り除き、液体を耐熱ガラス瓶などに移します。電子レンジに入れ、触って温かいと感じる程度まで加熱します。温かい状態にしておくことで、フライパンに投入した際に全体の温度が下がるのを防げます。

    Tip: 必ず電子レンジ対応の容器を使用し、沸騰させずに人肌より少し熱いくらいの温度を目指してください。
  4. 4バターとオイルを合わせる
    コンロの上のピカピカなステンレス製フライパンに入った1塊のバターに、ボトルからオリーブオイルが回し入れられている様子。

    ステンレス製のフライパンに小さく切ったバターを入れ、オリーブオイルを少量まわしかけます。フライパンを中火にかけます。オイルを少し加えることで、バターが焦げるのを防ぎつつ、香味野菜の旨味を引き出すベースを作ります。

    Tip: 火加減は一定の中火を保ち、バターが急激に茶色く色づかないよう優しく溶かしてください。
  5. 5香りを引き出す
    金属製のトングを使い、バターとオイルが泡立つフライパンに丸ごとのにんにく1片と、黄色いレモンの皮の帯を入れている瞬間。

    溶けたバターとオイルの中に、丸ごとのにんにく1片と、水に浸しておいたレモンの皮を2枚加えます。焦がさないように弱めの中火で優しく炒め、油にデリケートで爽やかなシトラスと香ばしいにんにくの香りを移していきます。

    Tip: にんにくの色を茶色く変えないように注意してください。焦がさずに低温の油で優しく煮出すようにすることで、苦味を出さずに旨味だけを抽出できます。
  6. 6レモンウォーターでデグラッセする
    炒めたにんにくとレモンの皮が入ったステンレス製のフライパンに、温かいレモンウォーターが注がれ、オイルとバターの混合液がパチパチと泡立っている様子。

    にんにくとレモンの皮の香りが十分に立ったら、温めておいたレモンウォーターをフライパンに注意深く注ぎ入れます。液体が軽く煮立ち、フライパンの旨味を溶かしながら油分と混ざり合い、なめらかなパスタソースの土台が形成されます。

    Tip: 熱いオイルやバターに水分が触れると跳ねやすいので、火傷しないようゆっくりと静かに注いでください。
  7. 7生パスタを加える
    オイル、にんにく、レモンの皮が入ったステンレス製のフライパンに、黄色いスパゲティ風の生パスタの束を直接入れている手元の写真。

    煮立っているレモンウォーターの乳化液の中に、新鮮な細生パスタを直接入れます。生パスタを使用することで、約4分という短時間で火が通るだけでなく、調理の最初からレモンの香りをまとった水分とコクのある脂質を麺の芯までしっかりと吸わせることができます。

    Tip: 生パスタではなく乾燥パスタを使用する場合は、あらかじめ塩を入れたお湯でアルデンテより少し硬めに茹でてから、このフライパンに合わせてください。
  8. 8パルメザンチーズで乳化させる
    黄色い麺が入ったフライパンの上で、マイクロプレイン(おろし器)を使って塊のパルメザンチーズをたっぷりと削りおろしている様子。

    麺が水分を吸って火が通ってきたら、フライパンの真上で新鮮なパルメザンチーズをたっぷりとすりおろします。チーズの脂質と、パスタから溶け出したデンプン質がレモンウォーターと混ざり合うことで、麺の表面にしっかりと絡みつく特製のベルベットソースが完成します。

    Tip: チーズは必ずブロックからその場で削ってください。市販の粉チーズには固まるのを防ぐ添加物が含まれていることが多く、ソースがなめらかに乳化しにくくなります。
  9. 9バジルと黒こしょうで仕上げる
    みずみずしいバジルの葉が乗ったレモンパスタのフライパンの上から、ミルを使って挽きたての黒こしょうを振りかけている様子。

    フライパンに新鮮な緑のバジルの葉を加え、挽きたての黒こしょうをガリガリと数回挽いて加えます。火を止めた余熱でバジルがしんなりとし、鮮やかな緑色を保ったまま、ハーブのみずみずしい香りがレモンソース全体に広がります。

    Tip: バジルは包丁で刻むと断面から酸化して黒くなりやすいため、手で優しくちぎって加えるのが風味を保つコツです。
  10. 10味を調える
    ステンレス製のフライパンの中で、黄色いスパゲティ、新鮮なバジルの葉、ひび割れた黒こしょうが軽めのソースに和えられている上から、手で細かい白い塩をパラパラと振りかけているアップ写真。

    麺とレモンソース全体に塩をひとつまみ振りかけます。全体を大きく混ぜ合わせることで、パスタのデンプン、レモンウォーター、そしてバターが一体となり、すべての麺にとろりとしたコクのあるコーティングが行き渡ります。バジルと黒こしょうが全体に均一に混ざるようにしっかりと和えてください。

    Tip: 前の工程で加えたパルメザンチーズにしっかりとした塩気があるため、塩の量は味を見ながら慎重に調整してください。
  11. 11香味野菜を取り除く
    黄色いパスタとバジルが詰まったステンレス製のフライパンから、金属製の箸を使って柔らかくなったにんにくを挟んで取り出している様子。

    パスタに完全に火が通り、ソースがとろりとクリーミーに仕上がったら、箸やトングを使ってにんにくの塊とレモンの皮を取り除きます。これらの素材の旨味と香りは、すでにソースの中にすべてしっかりと抽出されています。

    Tip: 盛り付ける前にこれらの大きな塊を取り除いておくことで、口当たりが洗練され、食べる人が誤ってにんにくを丸ごと噛んでしまうのを防げます。

保存と温め直しについて

冷蔵保存
2日間
密閉容器に入れて冷蔵庫で保管してください。冷めるとソースのデンプンが固まり、ベルベットのような滑らかさが失われることがあります。
温め直し
3–5分
フライパンに移し、少量の水または残りのレモンウォーターを加えて加熱します。水分を補うことでデンプンが緩み、クリーミーな質感が戻ります。

カロリー消費

ランニング
一定のペース(時速約9km)でのジョギングを約45分間。
サイクリング
適度なペース(時速約16km)での軽快なサイクリングを約1時間10分。
ヨガ
心身をリフレッシュさせるハタヨガを約2時間15分。

よくある質問

このアマルフィスタイルのレシピは、酸味ではなくレモンの皮に含まれる「香りのオイル」を楽しむことに特化しています。果汁を加えると全体の味のバランスが完全に変わってしまいますが、どうしても酸味が欲しい場合は、食べる直前に仕上げとして軽くひと絞りだけ加えてみてください。
このレシピのクリーミーさは、生クリームではなくパスタのデンプン質、レモンウォーター、そしてチーズの脂質が激しく混ざり合うことで生まれます。パルメザンチーズを加える際は、火加減を調節しながらフライパンをしっかりと煽るか、トングで力強くかき混ぜて水分と油分を一体化させてください。
生パスタはデンプン質が溶け出しやすく、レモンの香りを短時間で吸い込みやすいため最適ですが、高品質な乾燥スパゲティやリングイネでも作ることができます。その場合は、ソースと合わせる前にあらかじめ塩茹でし、芯が少し残る硬さで引き上げてからフライパンで煮込んで仕上げてください。
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