カリカリ
んにく風味!豚スペアリブの塩コショウオーブン焼き
油で揚げずに、外はカリカリ、中はジューシーに仕上げるスペアリブのオーブン焼きレシピです。片栗粉を使った丁寧な下処理とオーブン内でのスチーム効果により、骨からホロリと外れる極上の柔らかさを実現。にんにくの香りが食欲をそそります。
スペアリブの塩コショウ焼き(椒塩排骨)は、本来は油でカリッと揚げる広東風家庭料理の定番です。このレシピでは、健康面を考慮してオーブンを使い、独自の片栗粉洗いとスチーム焼きの技法で、油を最小限に抑えつつ本場さながらのクリスピーな食感を再現しました。豊かなにんにくと生姜の風味が染み込んだスペアリブは、日本の家庭でも手軽に作れる本格的な一品です。
材料
- 500 g 豚スペアリブ(ストレートカット)
- 2 tbsp 片栗粉
- 2 tbsp 薄口醤油
- 0.5 tbsp 中国たまり醤油
- 1 tbsp オイスターソース
- to taste 塩
- 1 tsp 砂糖
- 4 slices 生姜のスライス
- 1 tbsp みじん切りのにんにく
- to taste 黒コショウ
- 1 tbsp 調理油
- optional 塩コショウパウダー
- optional 乾燥パセリ
作り方
- 1質の良い豚スペアリブを選ぶ

まずは均一な大きさと火通りが期待できる、高品質なストレートカットの豚スペアリブを選びます。下処理の準備として、生のスペアリブを容器に移しましょう。形が揃った肉を選ぶことで、焼き上がりの見栄えがプロのように美しくなり、食感も均一になります。
Tip: オーブンで焼く間に肉がジューシーさを保てるよう、赤身と脂身のバランスが均一なものを選んでください。 - 2洗浄用に片栗粉を加える

大きめのボウルにストレートカットしたスペアリブを入れ、片栗粉をたっぷりと加えます。片栗粉が洗浄剤の役割を果たし、肉の表面に残った血のりや不純物を吸着して、独特の生臭さを取り除いてくれます。
Tip: 片栗粉を使って肉を洗うことで、熱湯で湯通し(ブランチング)をすることなく、肉の旨味を閉じ込めたまま新鮮でクリアな味わいに仕上げることができます。 - 3スペアリブを徹底的に洗う

きれいな冷水の流水で、スペアリブを数回しっかりとすすぎます。片栗粉と汚れが完全に洗い流されるよう、肉を優しく揉み洗うのがポイントです。水が完全に透明になり、お肉の赤みが抜けてきれいな色になるまでこの作業を繰り返します。
Tip: この工程は急がずに丁寧に行ってください。水が透明になるまでしっかり洗うことが、お肉の臭みを取り除く最大のポイントです。 - 4お肉の水分を拭き取る

洗い終えたスペアリブをバットなどの容器に移し、清潔なキッチンペーパーを使って各ピースの水気を完全に拭き取ります。表面の水分をしっかり除くことで、下味がしっかりと染み込み、オーブンで美味しく焼き上がります。
Tip: お肉の表面を完全に乾燥させることで、オーブンで焼いた際にベチャッとせず、外側がカリッと仕上がります。 - 5醤油で下味をつける

下味をつけていきます。まず薄口醤油をスプーン2杯、中国たまり醤油をスプーン半分、スペアリブにまわしかけます。薄口醤油はしっかりとした塩味を加え、中国たまり醤油は焼き上がりに深みのある美しい琥珀色をもたらします。
Tip: この段階でオイスターソースをスプーン1杯加えると、さらにコクと旨味がアップして美味しくなります。 - 6香味野菜とスパイスを加える

次に、スライスした生の生姜とみじん切りのにんにくスプーン1杯分をスペアリブに加えます。さらに塩をひとつまみ、砂糖を小さなスプーン1杯、黒コショウを少々振りかけます。これらの香味野菜とスパイスが、漬け込む間にお肉の奥まで風味を浸透させます。
Tip: チューブやパウダーではなく、新鮮な生の生姜とにんにくを使うことで、より風味豊かで本格的な香りに仕上がります。 - 7さらに片栗粉を絡める

下味をつけた豚スペアリブに、さらに大さじ1杯ほどの片栗粉を加えて全体をよく混ぜ合わせます。このコーティングが、焼き上げる際にお肉の水分と旨味を閉じ込め、ジューシーで柔らかい食感をキープしてくれます。
Tip: オーブンの中で肉汁が流れ出てしまうのを防ぐため、すべてのスペアリブに片栗粉が均一にまぶされているか確認してください。 - 8調理油を回しかける

片栗粉を混ぜ合わせた後、スペアリブの上から調理油をスプーン1杯分回しかけます。油が熱の伝導を助け、長時間の焼き時間でも表面が急激に乾燥するのを防ぎ、全体をムラなくきれいにきつね色に焼き上げます。
Tip: 風味を損なわずきれいに焼き上げるために、サラダ油やグレープシードオイルなど、発煙点が高くクセのない中性油を使用するのがベストです。 - 9天板にスペアリブを並べる

下味をつけたスペアリブを天板に並べます。このとき、お肉同士が重ならないよう十分な間隔を空けることが重要です。適切な隙間を作ることで熱風が肉の周りを循環し、外側をカリッと、全体を均一に焼き上げることができます。
Tip: 焦げ付きにくい天板を使用すると、熱の伝わりが良くなり、全体がより均一できれいな黄金色に仕上がります。 - 10スチーム用の水を加える

焼き始める前に、オーブンの下部トレイに1カップのきれいな水を注ぎます。これによりオーブン内に適度な蒸気が発生し、余分な脂を落としつつもお肉が固くなるのを防ぎ、しっとりとした柔らかな質感に仕上がります。
Tip: オーブン内に水を入れてスチーム効果を作るのは、お肉を茹でることなく、硬めの部位を驚くほど柔らかく仕上げるプロの裏技です。 - 11オーブンの温度を予熱・設定する

オーブンの温度を180度に設定し、タイマーをまず10分にセットして焼き始めます。この最初の段階で、スペアリブの形を固定し、余分な脂をじっくりと落とし始めます。焼きムラを防ぐため、オーブンは必ずしっかりと予熱しておいてください。
Tip: 最初は低めの温度でじっくり焼くことで、中まで火が通る前に外側だけが焦げてしまうのを防ぐことができます。 - 12ひっくり返して両面を均一に焼く

最初の10分が経過したら一度天板を取り出し、トングなどを使ってスペアリブを丁寧にひっくり返します。裏返すことで両面が均等に熱にさらされ、ムラのない美しい黄金色に焼き上がります。お肉全体のジューシーさを保つのための大切なステップです。
Tip: オーブン内の温度が下がってしまわないよう、トレイを外に出している間の裏返し作業は手早く行いましょう。 - 13オイルを軽く吹きかける

スペアリブをひっくり返したら、表面に調理油を薄く均一にスプレーします。この少量の油が再び熱伝導を高め、後半の焼き工程で外側を完璧なカリカリ食感に仕上げします。同時に中の水分を閉じ込め、しっとり感をキープします。
Tip: ハケで塗るよりも、オイルオイルスプレーを使用する方が細かく均一にコーティングできるため、油っぽくならずに仕上がります。 - 14黄金色に泡立つまで焼き上げる

天板をオーブンに戻し、さらに20分ほど、全体がきつね色になって表面の脂がジューシーに泡立つまで焼き上げます。焼き上がったらすぐにオーブンから取り出し、熱いうちに塩コショウや乾燥パセリを振りかけます。お肉が熱い状態だと、調味料がしっかりと表面に密着します。
Tip: オーブンの底に水を入れたトレイを置いて蒸気を立たせることで、外側をパリッとさせつつ、内側を驚くほどジューシーに保つことができます。