クラシック・リガトーニ・アマトリチャーナ
カリカリに炒めたベーコンの旨味と赤ワインのコクが溶け込んだ濃厚なトマトソースに、アルデンテのリガトーニを絡めたローマ伝統のパスタです。
アマトリチャーナは、18世紀にアマトリーチェという町で生まれたとされるローマの伝統的なパスタ料理です。本来はグアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)とペコリーノ・ロマーノを使いますが、今回は手に入りやすいベーコンとパルメザンチーズで手軽に作れるレシピにアレンジしました。2008年にはイタリア政府がこの愛される料理を記念して切手を発行したほど、多くの人々の心と体を温め続けているソウルフードです。
材料
- 1 medium 玉ねぎ
- 2 tbsp オリーブオイル
- 200 g ベーコン
- 60 ml 赤ワイン
- 400 g トマトソース(ピューレ状)
- 400 g リガトーニ(パスタ)
- 2 ローリエの葉
- 1 tsp オレガノ
- 1 tsp 黒コショウ
- 2 pats バター
- optional パルメザンチーズ
作り方
- 1玉ねぎを切る

よく切れる包丁を使い、木製のまな板の上で生の玉ねぎを縦に薄切りにします。後で炒める際に火が均一に通るよう、できるだけ厚みを揃えて切るのがポイントです。
Tip: 玉ねぎを安定して切るために、まずは縦半分に切ってから、断面を下にしてまな板に置いてスライスしましょう。 - 2玉ねぎを炒める

フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、薄切りにした玉ねぎを加えます。水分を飛ばしながら5分ほど炒め、甘みと豊かな香りのベースを引き出します。
Tip: 玉ねぎが焦げ付かないよう、中火でじっくりと炒めて柔らかさと甘みを引き出しましょう。 - 3ベーコンをカリッと炒める

玉ねぎが透き通ってきたら、細かく切った生のベーコンをフライパンに加えます。中火で時々混ぜながら、ベーコンの脂が溶け出して全体がこんがりとカリッとするまで炒めます。
Tip: ベーコンを玉ねぎと一緒に炒めることで、溶け出した旨味たっぷりの脂が最初から玉ねぎにしっかりと染み込みます。 - 4赤ワインでデグラッセする

カリッと炒めたベーコンと玉ねぎのフライパンに、赤ワインをたっぷりと注ぎます。木べらを使ってフライパンの底にこびりついた旨味(フォンド)をこそぎ落とし、アルコールを飛ばしながらソースに深いコクを溶け込ませます。
Tip: デグラッセは、フライパンの底にある旨味の塊を逃さずキャッチするために欠かせない工程です。これがアマトリチャーナソースに奥深いコクを与えます。 - 5トマトソースを加える

ボウルから濃厚なトマトソースを、ベーコンと玉ねぎの入ったフライパンに注ぎ入れます。全体をよく混ぜ合わせてから弱火にし、ソースがとろっとして旨味が凝縮するまで約20分間じっくりと煮込みます。
Tip: ソースに水は一切加えないでください。トマトとワインから出る水分だけで、濃厚でコクのある完璧な仕上がりになります。 - 6リガトーニを茹でる

大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、乾燥したリガトーニパスタを入れます。時々様子を見ながら約12分間茹で、中心に程よく歯ごたえが残るアルデンテ食感に仕上げます。
Tip: リガトーニは表面の溝と空洞が特徴で、濃厚なトマトベーコンソースをしっかりと抱き込んでくれるため、この料理に最適な定番パスタです。 - 7バターでソースを仕上げる

トマトソースがじっくり煮詰まったら、フライパンに直接バターを加えてコクをプラスします。バターがソース全体に完全に溶け込むまで、優しくかき混ぜてください。
Tip: 仕上げに冷たいバターを加えることでソースが綺麗に乳化し、ツヤのあるなめらかな仕上がりになります。 - 8パスタとソースを合わせる

リガトーニがアルデンテに茹で上がったら湯を切り、フライパンの中の温かいアマトリチャーナソースをパスタの入った鍋に丁寧に注ぎ入れます。
Tip: ソースを混ぜる際に硬さを調整できるよう、パスタの茹で汁を少量取っておくと便利です。 - 9全体を和える

木べらを使い、数回に分けてソースをパスタにしっかりと絡めます。すべてのリガトーニに濃厚なトマトソースが均一に行き渡るようによく混ぜ、少し置いて味を馴染ませます。
Tip: パスタとソースを勢いよく和えることでパスタの澱粉質が溶け出し、ソースがリガトーニに完璧に絡みつくようになります。 - 10オリーブオイルを回しかける

ソースがよく絡んだパスタをお皿に盛り付け、仕上げに高品質なエキストラバージンオリーブオイルを回しかけて、フレッシュでフルーティーな香りを添えます。
Tip: 仕上げにはぜひ一番お気に入りのオリーブオイルを使ってください。加熱しない生のオイルならではの豊かな香りが料理を引き立てます。