アンチョビ香る本格ナポリピッツァ・マリナーラ
24時間発酵させた生地の香ばしさと、シチリア産アンチョビ、ケッパーリーフの奥深い味わい。伝統的なマリナーラをさらに進化させた究極の一枚。
「船乗りのピッツァ」として古くから愛されてくるマリナーラは、シンプルながらも地中海の知恵が詰まった傑作です。チーズを使わないこの伝統的なスタイルは、厳選された素材の力強い個性を引き立てます。今回は、2種類のトマトをベースに、潮の香り豊かなシチリア産アンチョビ、甘酸っぱいケッパーリーフ、そして爽やかなガーリックセロリソースを合わせ、24時間じっくり発酵させた生地とともに焼き上げました。
材料
- 1 portion 24時間発酵させたピザ生地(約250g)
- 3 tbsp 滑らかなトマトピューレ
- 12 cup フレッシュトマト(粗く刻んだもの)
- 14 cup ブラックオリーブ(種抜き)
- 1 tbsp ケッパーリーフのマリネ
- 4-6 fillets シチリア産アンチョビ
- 2 tbsp ガーリックセロリソース
- 1 handful フレッシュバジルの葉
- 1 tbsp エキストラバージンオリーブオイル
作り方
- 1トマトピューレを広げる

伸ばしたピザ生地の中央にトマトピューレをのせます。スプーンの背を使い、中心から外側に向かって円を描くように均一に広げていきます。縁の部分(コルニチョーネ)がふっくらと膨らむよう、端から数センチは塗らずに残しておきましょう。
Tip: ソースは塗りすぎないのがコツです。量が多すぎると薄いナポリピッツァの生地が重くなり、べちゃっとしてしまいます。 - 2トマトの果肉を加える

ピューレの上に、粗く刻んだフレッシュトマトをまんべんなく散らします。滑らかなピューレとジューシーな果肉のダブル使いが、マリナーラらしい爽やかな酸味と食感のコントラストを生み出します。
Tip: フレッシュトマトは、のせる前に軽く水分を絞っておくと、焼いている間に生地に水分が溜まるのを防げます。 - 3ブラックオリーブを散らす

トマトの上にブラックオリーブをたっぷりと散らします。オリーブの塩気とほのかな苦味は、トマトの甘みと絶妙にマッチし、チーズを使わないピッツァに深いコクを与えます。
Tip: 召し上がる方が驚かないよう、オリーブは必ず種抜きのものを使用してください。 - 4薪窯で焼き上げる

準備したピザを、約412℃に熱した薪窯の石床に素早く滑り込ませます。わずか88秒、生地が膨らみ、表面にナポリピッツァ特有の焦げ目がつくまで一気に焼き上げます。
Tip: 焼きムラを防ぐため、途中でピザを半回転させて火の通りを均一にしましょう。 - 5生地の焼き上がりを確認

窯から取り出したら、ふっくらと膨らんだ生地の縁を指先で軽く押してみます。理想的な24時間発酵生地であれば、空気を含んで柔らかく、すぐに元の形に戻る弾力があるはずです。
Tip: 本場ナポリの生地は、カリカリではなく、柔らかく折り畳めるのが正解です。 - 6ケッパーリーフをのせる

焼き立てのピザの上に、ケッパーリーフのマリネをのせていきます。この葉の甘酸っぱいアクセントが、トマトベースに驚くほどの深みをもたらします。
Tip: マリネ液の繊細な風味を活かすため、ケッパーリーフは必ず焼き上がった後にのせるようにしましょう。 - 7アンチョビを添える

シチリア産の高品質なアンチョビを、ピンセットなどを使って美しく配置します。アンチョビの濃厚な旨味(ウマミ)がケッパーリーフの酸味と重なり、贅沢な味わいへと昇華します。
Tip: アンチョビの塩気が強すぎると感じる場合は、使用前に少し水やミルクに浸しておくと味がまろやかになります。 - 8ガーリックセロリソースをかける

鮮やかな緑色のガーリックセロリソースを全体に回しかけます。このソースの爽やかな香りが、アンチョビの個性を引き立てつつ、後味を軽やかにしてくれます。
Tip: どこを食べても同じ美味しさが楽しめるよう、ソースは均等に散らしてください。 - 9バジルで仕上げる

新鮮なバジルの葉をちぎってピザに散らします。焼き立ての生地の予熱でバジルが温まり、爽やかでスパイシーな香りが一気に立ち上がります。
Tip: バジルは熱に弱く、焼くと苦味が出てしまうため、必ず仕上げにのせてください。 - 10オリーブオイルを回しかける

最後に、上質なエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりと回しかけます。オイルがすべての素材をまとめ上げ、ナポリピッツァらしいリッチな光沢と風味をプラスします。
Tip: 仕上げのオイルは味がダイレクトに伝わるため、ぜひ最高級のものを使ってください。