ジューシーな本格アメリカンスタイル・ビーフバーガー
つなぎや調味料を最小限に抑え、肉本来の旨味を引き出す本格バーガー。蒸し焼きの技法で、驚くほど柔らかくジューシーなパティに仕上げます。
家庭でハンバーグを作る際、卵や調味液をたっぷり入れるのが一般的ですが、それではハンバーガーというより「つくね」や「肉団子」に近い食感になってしまいます。このレシピでは、最小限の味付けと徹底した温度管理、そして「叩き」の技術によって、肉の弾力とジューシーさを両立させます。ドーム状の蓋を使った蒸し焼きにすることで、高温でも肉汁を逃さず、一口ごとに濃厚な旨味が溢れ出します。
材料
- 80 g 牛ひき肉
- 30 g 赤玉ねぎ
- 5 g コーンスターチ
- 2 g 胡椒
- 2 g 塩
- 2 氷(すぐに調理する場合)
- 1 slice チェダーチーズ(スライス)
- 1 ハンバーガー用バンズ
- to taste レタス、トマト、バーガーソース
作り方
- 1ひき肉の下味をつける

メタルボウルに牛ひき肉80gを入れます。その上にコーンスターチ5gと胡椒2gを均一に振りかけます。コーンスターチを加えることで、焼く時に肉汁を閉じ込め、しっとりとしたパティに仕上がります。
Tip: 本場アメリカンの食感を目指すなら、卵や醤油は入れないのが鉄則です。入れるとハンバーグやつくねのような食感になってしまいます。 - 2玉ねぎを挽く

赤玉ねぎ30gをミートグラインダー(またはみじん切り器)にかけ、肉の入ったボウルに直接加えます。細かくすることで、パティが崩れるのを防ぎつつ、風味を全体に馴染ませることができます。
Tip: グラインダーを使うことで玉ねぎの水分が適度に出て、肉を内側から柔らかくする効果があります。 - 3材料を優しく混ぜ合わせる

ボウルに塩2gを加えます。手袋をした手で、肉と玉ねぎ、調味料を優しく包み込むように混ぜます。肉の繊維を壊さないよう、手早く軽やかに行うのがポイントです。
Tip: こねすぎたり強い力を入れたりすると、焼き上がりが硬くなってしまうので注意しましょう。 - 4即席調理用の氷を追加する

冷蔵庫で寝かさずにすぐ焼く場合は、混合物に小さな氷を2個加えます。これにより、肉の脂が手の熱で溶け出すのを防ぎ、焼く直前まで鮮度と質感を保つことができます。
Tip: 冷蔵庫でしっかり冷やす時間がある場合は、この氷のステップは省略しても構いません。 - 5肉を叩いて弾力を出す

肉を手に取り、両手の間で交互に叩きつけるように投げます。この「叩き」の作業により、タンパク質が結合し、焼いている時に崩れない適度な弾力が生まれます。
Tip: 肉の表面に少し粘り気が出て、手に持った時にバネのような弾力を感じたら止めてください。 - 6パティの形を整える

クッキングシートの上に肉を置き、バーガープレスなどを使って円形に整えます。肉を押しつぶしすぎないよう、優しく形を作ることで、食べた時のホロホロとした柔らかさが残ります。
Tip: 強くプレスしすぎないことが、ジューシーな食感を残すコツです。 - 7グリドルで焼く

グリドルまたはフライパンを200度以上の高温に予熱します。成形したパティをのせ、クッキングシートをゆっくりと剥がして焼き始めます。
Tip: 表面を一気に焼き固めて旨味を閉じ込めるため、必ず200度以上に熱してから肉をのせてください。 - 8蓋をして蒸し焼きにする

肉をのせたらすぐに、金属製のドーム状の蓋を被せます。これにより蒸気が閉じ込められ、肉の水分を逃さずに芯までふっくらと火を通すことができます。
Tip: 高温で焼きながら蓋をするのが、パティを乾燥させない最大の秘訣です。 - 9パティを裏返す

片面を約2分間、表面にしっかりとした焼き色がつくまで焼きます。蓋を取り、丈夫な金属製スパチュラを使って一気に裏返します。
Tip: 焼きすぎると肉汁が抜けてしまうので、表面がカリッと焼けたらすぐに裏返しましょう。 - 10スパチュラで軽く押さえる

裏返した後、スパチュラでパティを軽く押し、グリドルに密着させます。そのままお好みの焼き加減になるまで、さらに約2分間焼きます。
Tip: 強く押しすぎると、せっかくの肉汁が流れ出してしまうので、あくまで「軽く」が基本です。 - 11チーズをのせて仕上げる

焼き上がる直前に、スライスチーズをパティの上にのせます。余熱でチーズがトロリと溶けたら、グリドルから取り出し、バンズに挟んで完成です。
Tip: チーズをより早く溶かしたい場合は、再度数秒間だけ蓋を被せると綺麗に仕上がります。