イカと豚バラ肉
ピリ辛韓国鉄板焼き(オサムプルコギ)
ジューシーな豚バラ肉とプリプリのイカを、濃厚でピリ辛なコチュジャンソースとともに熱々の鉄板で炒め合わせる、韓流ドラマでもおなじみの王道韓国料理です。
韓国で「オサムプルコギ」として親しまれているこの料理は、海の幸であるイカ(オジンオ)と、陸の幸である豚バラ肉(サムギョプサル)を組み合わせた定番のスタミナメニューです。熱々の鉄板の上で豚肉の旨味溢れる脂と、甘辛くコクのあるコチュジャンペーストが絡み合い、食欲をそそる香ばしい香りが周囲に広がります。韓流ドラマの食事シーンにも度々登場し、みんなでワイワイ鉄板を囲んで食べる賑やかな食卓にぴったりの一品です。
材料
- 400 g イカ(胴体)
- 300 g 豚バラ肉薄切り
- 1 medium 赤玉ねぎ
- 3 stalks 青ねぎ
- 2 青唐辛子
- 2 tbsp おろしにんにく
- 3 tbsp コチュジャン
- 2 tbsp 韓国粉唐辛子(粉末)
- 1 tbsp 砂糖
- 1/2 tsp 塩
- 1 tbsp ごま油
- to taste 白ごま
作り方
- 1イカをリング状に切る

新鮮な生のイカの胴体をきれいに洗い、ペーパータオルで水気をしっかりと拭き取ります。まな板の上に平らに置き、切れ味の良い包丁を使って、約1.5cm幅の均一なリング状に丁寧に切っていきます。
Tip: イカを均一な大きさに切ることで、この後の湯通しの工程で火が均等に入りやすくなります。 - 2イカを湯通しする

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、切ったイカのリングを入れます。お湯の中でさっと湯通しすることで、イカの身を引き締め、余分な臭みを取り除きます。これにより、最終的な炒め物でも柔らかく仕上がります。
Tip: 湯通しの時間は20〜30秒程度と短めにします。後でさらに火を通すため、ここで加熱しすぎると硬くなってしまいます。 - 3イカの水気を切る

沸騰したお湯にイカを入れてさっと茹でます。イカの表面が白く不透明になったら、すぐに網じゃくしなどを使ってすくい上げ、しっかりと水気を切ります。これで柔らかい食感をキープできます。
Tip: ここでの湯通しは10〜15秒程度にとどめてください。加熱しすぎるとゴムのような硬い食感になってしまいます。 - 4湯通ししたイカに下味をつける

湯通ししたばかりの温かいイカのリングをきれいな皿に移します。その上にたっぷりのおろしにんにく、砂糖、塩を直接加え、味のベースを作ります。
Tip: イカがまだ温かいうちにこれらの基本調味料を加えることで、塩や砂糖が溶けやすくなり、にんにくの風味がしっかりと馴染みます。 - 5薬味と粉唐辛子を加える

皿のイカに、細かく刻んだおろしにんにく、斜め切りにした青ねぎ、実が引き立つ赤の粉唐辛子をたっぷりと重ねて加え、ピリ辛な風味の土台を作ります。
Tip: 粉唐辛子の量はお好みの辛さに合わせて調整できますが、多めに加えることで、この料理らしい本場の真っ赤で濃厚な見た目に仕上がります。 - 6コチュジャンを加える

下味をつけたイカやネギ、粉唐辛子の上から、伝統的な韓国のコチュジャンをたっぷりと加えます。この濃厚なペーストが、料理の決め手となる深みのある甘辛いコクを生み出します。
Tip: コチュジャンは粘り気とコクをプラスし、調味料全体をイカによく絡める役割を果たします。 - 7赤玉ねぎのスライスを重ねる

調味料を乗せたイカの上に、薄切りにした赤玉ねぎをたっぷりと重ねます。赤玉ねぎはシャキシャキとした食感とマイルドな甘みを加え、全体の強い辛味を絶妙に調和させてくれます。
- 8ごま油を回しかける

赤玉ねぎやその他の具材の上から、芳醇な香りの焙煎ごま油を回しかけます。これにより香ばしい風味が一気に引き立ち、全体に美味しそうな艶が生まれます。
Tip: 上質な香ばしいごま油を使用することが、韓国風炒め物特有の食欲をそそる香りを引き出す最大のポイントです。 - 9全体をよく揉み込むように混ぜる

ビニール手袋を着用し、皿の上のイカ、新鮮な野菜、調味料をしっかりと手で和えながら混ぜ合わせます。イカのリング一つひとつに、真っ赤で濃厚なタレが均一に絡むように揉み込みます。
Tip: 手で優しく揉み込むように混ぜることで、具材を傷つけることなく、イカや玉ねぎにタレの旨味をしっかりと染み込ませることができます。 - 10豚バラ肉を焼く

よく熱した油をひかない鉄板(またはフライパン)に、厚切りの豚バラ肉を並べます。中火から強火でじっくりと焼き、豚肉から旨味のある脂を引き出しながら、カリッとした質感を出し始めます。
Tip: 豚バラ肉自体から豊富な脂が出てくるため、鉄板に余分な油をひく必要はありません。 - 11豚バラ肉を裏返して両面を焼く

予熱した鉄板で豚バラ肉を焼きます。下側に香ばしいきつね色の焼き目がついたら、トングを使って一枚ずつ裏返し、反対側も均一に焼いて脂をしっかりと落とします。
Tip: 最初の数分間は肉をあまり動かさずにじっくり焼くことで、お肉を傷つけずにきれいなカリカリの焼き目をつけることができます。 - 12豚バラ肉を一口大にカットする

ジューシーに焼けた豚バラ肉を、熱い鉄板の上でキッチンバサミを使って一口大の大きさにカットします。こうすることで全体に火が均一に通り、お肉の端まで香ばしくカリッと仕上がり、旨味のある脂が鉄板全体に広がります。
Tip: まな板を使わずにキッチンバサミで肉を切るのは、本場韓国のBBQスタイルです。肉汁を逃さず鉄板に残せる上、洗い物も減らせます。 - 13味付けしたイカと玉ねぎを加える

カリッと焼けた豚バラ肉を、鉄板の縁に沿って円を描くようにきれいに並べます。中央の空いたスペースに、タレに漬け込んだイカと赤玉ねぎをドサッと乗せます。この配置にすることで、豚肉の焼きすぎを防ぎつつ、火力の強い中心でイカを一気に炒めることができます。
Tip: 豚肉を外側に避けておくことで保温しつつカリカリ感をキープでき、中央の直火でイカを絶妙な火加減で香ばしく焼き上げられます。 - 14イカと豚バラ肉を炒め合わせる

鉄板の上で、中央のイカと周囲の豚バラ肉を一緒に合わせます。スパチュラやトングを使い、強火で一気に炒め合わせることで、溶け出した豚の脂と濃厚なピリ辛タレを全体にしっかりと絡めます。
Tip: イカを硬くせず、玉ねぎのシャキシャキ感を残すために、強火で手早く一気に炒め上げるのがコツです。 - 15仕上げに青唐辛子を散らす

鉄板の上でジュージューと音を立てる炒め物の上に、スライスした新鮮な青唐辛子を散らします。熱によって唐辛子の香気成分と辛味が引き立ち、濃厚なソースに爽快なアクセントが加わります。
Tip: 提供する際も鉄板を弱火にかけておくことで、最後まで熱々のジュージュー感を楽しみながら、タレが程よく煮詰まる美味しさを堪能できます。