四川風 牛バラ脂
赤身肉のスパイシー炒め
カリッと焼いた牛バラ肉の脂身と柔らかな赤身肉を、乾燥唐辛子と豆豉(トウチ)で香り高く炒めた本格四川料理です。
食感と辛味の絶妙なバランスが楽しめる、四川の家庭料理を代表する一品です。牛バラ肉の脂身をじっくりと黄金色になるまで炒めることで、花椒や豆豉、唐辛子の痺れるような辛さと見事に調和する、やみつきになる味わいが生まれます。熱々のご飯と相性抜群の、パンチの効いたおかずです。
材料
- 300 g 牛バラ肉の脂身
- 200 g 牛リブロースまたは牛ハラミ肉(細切り)
- 20 g 乾燥唐辛子
- 15 g 生姜(薄切り)
- 15 g にんにく(薄切り)
- 1 tbsp 赤花椒(ホアジャオ)
- 1 tbsp 豆豉(トウチ)
- 2 tbsp 菜種油
- 1 tbsp 白酒(パイチュウ)
- 1 tsp 塩
- 1 tsp 五香粉
- 1 tsp クミンパウダー
- 1/2 tsp 砂糖
- 1/4 tsp 白こしょう
- 2 stalks 長ねぎ(白い部分と青い部分を分ける)
- 1 tsp うま味調味料
- 1/2 tsp 花椒粉(ホアジャオパウダー)
- 1 small bunch フレッシュミント
作り方
- 1牛バラ肉の脂身を切る

牛バラ肉の脂身をまな板に置き、厚めに切ります。厚めに切ることで、強火で炒めた際に脂が完全に溶け出してしまうのを防ぎ、しっかりとした食感を残すことができます。
Tip: 火の通りを均一にするため、脂身の大きさは揃えて切りましょう。 - 2肉を取り分ける

肉を切ったら、牛バラ肉の脂身と赤身肉を別々のボウルに分けます。脂身は赤身肉よりも少し長く炒める必要があるため、分けておくことで調理がスムーズになります。
Tip: 肉を休ませている間に、薬味やスパイスの準備をしておくと効率的です。 - 3薬味とスパイスの準備

乾燥唐辛子を洗い、生姜とにんにくは薄切りにします。これらを赤花椒、豆豉と一緒に小さなボウルにまとめておきます。これらの薬味が、料理全体に本格的な四川の風味を与えます。
Tip: 辛さを控えめにしたい場合は、唐辛子の種を取り除いてから使ってください。 - 4牛バラ脂を炒める

中華鍋で菜種油を適温になるまで熱します。切った牛バラ肉の脂身を丁寧に入れ、炒めます。この段階で火を通しすぎないように注意し、乾燥させずに黄金色で香ばしくなるように仕上げます。
Tip: 油を焦がさずに脂をしっかり引き出すため、中強火で炒めましょう。 - 5赤身肉を炒め合わせる

赤身肉にひとつまみの塩で下味をつけ、脂身を炒めている中華鍋に加えます。強火のまま全体を炒め合わせ、肉に均等に火が通り、きれいな焼き色がつくようにします。
Tip: 肉の旨味を閉じ込めるため、強火を保ってください。 - 6白酒で香り付けする

炒めながら、少量の白酒(パイチュウ)を鍋肌から回し入れます。これにより鍋肌の旨味をこそげ落とすとともに、牛肉の臭みを消し、料理全体の風味を格段に引き立てます。
Tip: 熱い中華鍋にお酒を入れると一瞬炎が上がることがあるので注意してください。 - 7薬味を炒める

中華鍋に油を残したまま、用意しておいた乾燥唐辛子、生姜、にんにく、赤花椒、豆豉を加えます。弱火でじっくりと炒め、香りを十分に引き出します。
Tip: 唐辛子を焦がさずにスパイスの香りを引き出すため、必ず弱火で炒めてください。 - 8牛肉を鍋に戻し入れる

薬味の香りが立ってきたら、先ほど炒めた赤身肉と牛バラ脂を鍋に戻します。全体をしっかりと炒め合わせ、肉にスパイスの辛味と旨味をまとわせます。
Tip: スパイスの効いた油が肉全体に均等に絡むように、絶えず鍋を振って混ぜ合わせましょう。 - 9味を調える

五香粉、クミンパウダー、ひとつまみの砂糖、白こしょうを加えて味を調えます。さらに炒め続けてスパイスに軽く火を通し、肉全体にしっかりと絡めます。
Tip: 少量の砂糖を加えることで辛味がマイルドになり、料理のコクが深まります。 - 10長ねぎを加えて仕上げる

まず長ねぎの白い部分を中華鍋に加え、続いて青い部分を加えます。ねぎが少ししんなりとして、新鮮な香りが立つまで手早く炒め合わせます。
Tip: 長ねぎは炒めすぎないようにしましょう。鮮やかな緑色とシャキシャキとした食感を残すのがポイントです。